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秦万里子さん

秦万里子さんとは、ビデオ撮影でお世話になっている大木貴博氏の紹介でした。大木さんから「わたしの自宅方面にMac(パソコン)のサポートして欲しい人がいるので一度会ってみてください」という依頼でした。秦さんとは、藤沢駅のスターバックスで会いました。テレビで見たことのある方でした。初対面なのに、話が弾み、秦さんの話に引き込まれて、まるで映画を一本観た感じでした。

秦さんには、Macのサポートの必要は全くありませんでした。2019年2月、M9notesを販売する前に、お客さまの反応を見てみたいと思いクラウドファンディングをはじめました。そのとき秦さんから「面白そうなことやっているじゃない、わたしにも教えて」と連絡がありました。藤沢駅のスターバックスで会いました。「わたし文具大好きなの。わたし手帳難民なんです。手帳を作ってみたいと思っていたのよ……」。ノートと手帳は全く別物でしたが、その勢いに乗せられて、後に手帳も作ってしまいました。M365です(2021年グッドデザイン賞受賞)。

とにかく秦さんは面白い。やりたいことが沢山あります。やっていることも沢山あります。超〜真面目で、超〜まともな人です。秦さんの美学を感じます。苦労を他人に少しも見せません。飾らないやさしさ、繊細さ、奥の深さは、そこにあると思っています。そして、わたしの会った人の中で一番の右脳人間です。

6月26日の9マスノートのイベントのことを、テーマは「瞑想」(わたしが瞑想と言うと怪しいので、”集中”と言っています)と秦さんにお知らせすると、「わたしも聴く瞑想が提供できるわよ」。こんなうれしいことはありません。なんと、書く、聴く、座るの3人が揃いました。

6月26日は、みなさまに、書く、聴く、座るの三つの体験をご用意いたしました。この体験で、みなさまが本来持っている自分の能力に気づき、その能力を取り戻して、ご自身の人生をますます豊かにすることが必ずできます。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
2023年6月26日(月)に東京国際フォーラム・ホールD1で第一回N式9マスノートセミナーを開催します。テーマは「一瞬にかける集中力を手に入れる1日」です。お席にか限りがごさいます。ぜひ事前にご予約ください。

中島正雄

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第1回N式9マスノートフェスへようこそ!

体験で学ぶ

中島正雄
中島正雄

理入<行入」とわたしに教えてくれたのは、マネジメントゲーム(MG)の開発者の西順一郎先生です。「理入<行入」は、西先生が主催するMG研修のやり方です。座学で理解する”理入”よりも、体験して覚える”行入”で、新しいことを発見したり、知らないことに気づいたりして学びを深めるやり方です。

今回、わたしたちが開催する『N式9マスノートセミナー』も体験型にしました。第1回目のセミナーではみなさまに「瞑想」を体験していただきます。「瞑想」と聞くと、宗教くさい、資格もない人が「瞑想」を語るなんていかがわしいとか、思われがちです。そこでセミナーのテーマは、「瞑想」というフレーズを「一瞬の集中力」に置き換えました。わたしが第1回のセミナーでみなさまにお届けしたいテーマは、「瞑想体験」です。それは、今の時代にわたしたちに必要な「智恵」だと確信したからです。

欧米では瞑想のことを、「マインドフルネス」や「Zen(禅)」といって、豊に生きる智恵として多くの人が活用しています。瞑想は本来日本の仏教の智恵なのに、日本に逆輸入されています。言い換えれば、瞑想はそれほどわたしたちの生活の役に立つ智恵なのです。

今回は一日で、3つの「書く」・「聴く」・「座る」の三つ瞑想体験をご用意しました。書く瞑想はわたくし中島正雄が9マスノートの使い方、聴く瞑想は音楽家・秦万里子さんのピアノコンサート、座る瞑想は大本山須磨寺・寺務長・小池陽人さんの法話「一瞬一生」です。こちらを体験して、自分に合った瞑想を手に入れていただきたいと思います。そして、瞑想がどうして今の自分に必要なのか、これからの人生を豊に生きる智恵なのかは、どうか会場に来て学ぶというのはいかがでしょうか。

9マスで自己紹介

青色の本『夢を視覚化する9マスノートで夢が叶う』の中には、自己紹介、問題解決、ToDo、振り返りの4つのワークシートがあります。これは、わたしのお気に入りの9マスノートの使い方です。

3×3の9マスは正方形がベストです。ただ、正方形でなくても、例えば、近くにあった紙ナプキンに手書きで9マスを書いてもよろしいです。9マスを見ると不思議と、マスを埋めたくなる、マスの中に何か書きたくなります。そして、9ケくらいは書けそうだと思います。9ケというのが絶妙な数です。9マスは、このマスを埋めたくなる、9ケくらいは書けそうというエンジンを使っています。

ワークシートはどれも、この9マスのエンジンを使います。自己紹介ワークシートを使います。まず、まん中のマスに”自分の名前”を書きます。9マスをジーッと眺めて、頭に浮かんだことを、1マス1つずつ書いて行きます。1マスに使う時間はだいたい24秒。全部のマスを4分で埋めます。

こんどはこれを文章にします。自己紹介は30秒なら200字、1分ならば400字です。だいたい1マス50字くらいの文章にすると、ちょうど1分の自己紹介が出来上がります。400字の文章を書くとなるとちょっと時間がかかって、それでも10分くらいです。9マスを使うと15分で1分の自己紹介を作ることができます。

ここでわたしが言いたいことは、9マスを使うと考えることが早く出来ることです。9マスは考える技術なのです。9マスのエンジンは使えば使うほど性能が良くなります。

【6.26】60分で夢の山ミニを作れるか

6月26日のN式9マスノートセミナーで90分のセミナーを担当します。わたしのテーマは「書く瞑想」です。最初の30分は「9マスで自己紹介」を、残りの60分で「夢の山ミニ」を作っていただきます。

本来なら3×3の9マスをさらに3×3の9ケ作って、自分の夢を81マスに書いて展開したいところ、時間の関係で9マスを4つに展開します。9マス×4ケ+まん中に5マスだから41マス。81マス→41マスなのでミニとしました。この考えをわたしのマンダラの恩師の松岡さんに見せたところ「いいんじゃないの」と一言いただきました。

夢を立体化、3D化しようとする夢の山は、まわりに展開した4つの9マスで作ります。夢の山ミニは四角錘です。四角錘の山は、山の斜面が4つあります。ちょうど4つに展開した9マスが、4つの山の斜面になります。まん中のマスに書いた「夢」を旗に書いて頂上に立てます。

9マスを使って考えると、早く考えることが出来ます。夢はあるものとして(最近ではここが一番難しいかもしれませんが)、最初の1マス、どまん中のマスは直ぐ書けるということにしたいです。「自分はどうずれば夢を叶えることができるか」を9マスを見ながら考えて、まわりの4つの9マスを埋めます。36マスに書き出す時間は40分。36マスを山の斜面に書くのに5分、山を組み立てるのに5分、合計で50分で夢の山ミニを完成させたいです。すると持ち時間90分の中で10分時間が取れます。わたしはそこで「9マス思考」の話を少しして、あとは、出来た夢を見せ合いっこする時間ができればと考えています。

あのとき、ここで夢の山を作っておいてよかったと思える日がきっと来ます。
この後は、秦万里子さんの聴く瞑想、そして、小池陽人和尚の座る瞑想です。

出会いで人生は豊かになります。

イラスト:吉田稔実

秦万里子さん

秦万里子
秦万里子

秦万里子さんとは、ビデオ撮影でお世話になっている大木貴博氏の紹介でした。大木さんから「わたしの自宅方面にMac(パソコン)のサポートして欲しい人がいるので一度会ってみてください」という依頼でした。秦さんとは、藤沢駅のスターバックスで会いました。テレビで見たことのある方でした。初対面なのに、話が弾み、秦さんの話に引き込まれて、まるで映画を一本観た感じでした。

秦さんには、Macのサポートの必要は全くありませんでした。2019年2月、M9notesを販売する前に、お客さまの反応を見てみたいと思いクラウドファンディングをはじめました。そのとき秦さんから「面白そうなことやっているじゃない、わたしにも教えて」と連絡がありました。藤沢駅のスターバックスで会いました。「わたし文具大好きなの。わたし手帳難民なんです。手帳を作ってみたいと思っていたのよ……」。ノートと手帳は全く別物でしたが、その勢いに乗せられて、後に手帳も作ってしまいました。M365です(2021年グッドデザイン賞受賞)。

とにかく秦さんは面白い。やりたいことが沢山あります。やっていることも沢山あります。超〜真面目で、超〜まともな人です。秦さんの美学を感じます。苦労を他人に少しも見せません。飾らないやさしさ、繊細さ、奥の深さは、そこにあると思っています。そして、わたしの会った人の中で一番の右脳人間です。

秦万里子さんの「みなさんの頭の中と「耳」をつなぎたい」

秦万里子さんの「みなさんの頭の中と「耳」をつなぎたい」

音楽の起源はいろいろ言われています。例えば、、、

・動物から身を守るために声で仲間にそれを知らせた
・鳥の鳴き真似をして美しさを再現しようとした
・肉体労働の時、同じタイミングで押したり引っ張ったりできるように声を出した

などなど諸説はいろいろありますが、なんといっても「祈り」が、私の中の断トツ1位の理由ではなかろうかと思っております。

今でこそ、音楽は聴くためだけに作られているものが殆どですが、その昔むかしは、神様への伝言のために作り、歌って祈りを捧げていたと言われています。

まだまだ天文学も、医学も、気象学も、未知のものだった時代、日照りに、病気に、長雨に、日食に、様々な現象が「不思議」で「神様の仕業」で「悪霊の祟り」であった時代、民は踊って歌うことで神の怒りを鎮め、なんとか物事が好転しますように、我が子の熱が下がりますように、と火を囲んで祈ったのでした。そこから時を経ても苦しい人々を救ってきた音楽のあり方は変わっていないとも思えます。反戦歌、飢餓を救う基金を集める歌、差別や厳しい労働下で慰めてきた音楽は生きていく上で食べることも、着ることも、住むこともできませんが、心の救いでありオアシスとして存在してきました。

一方、音楽そのものは楽譜と共に大きな成長をし、世界のあちこちで、聞いたことのない音楽でも「楽譜」という表記によって再現できるようになったのは素晴らしいことです。が、いつの間にか音楽そのものよりも、それを正確に再現するためのツールとなってしまうことがあるのはとても残念なことでもあります。耳と音楽よりも、目と音楽の方が仲良くなってしまうのですね。それはとても残念なことです。

M9ノートは、頭の中のものを9マスにアウトプットし、目から脳に刺激を与えます。

私の時間は耳から脳に。このところ「目」に主導権を奪われている?「耳」に注目!みなさんの頭の中と「耳」をつなぎたい、そして、大昔のように、今の自分や世界を歌にして、その場で発信したいと願っています。(秦万里子)

小池陽人和尚のお話が東京で聴けます!

小池陽人
小池陽人

 どうしても”今”、生のライブで話を聴いて欲しい人がいます。”今”でなければなりません。空海さんの真言宗のお寺、神戸須磨寺の小池陽人(こいけようにん)さんです。昭和61年生まれのお坊さんです。

 小池和尚との縁は、2019年4月、あろうことか、コロナ禍で小中学校が休校になり、新学期が始まっても学校に通えないという異常事態が起きたときでした。わたしは、地域のミニバスケットボールの活動を通じて、小学生の子どもたちと交流があります。わたしは、子どもたちを元気にさせることができないだろうかと考えました。そして、思いついたのは”9マスノートに夢を書いてもらう”ことでした。本当なら子どもたちが学校にいる時間の朝10時に、毎日、YouTubeを使ってライブ配信をしました。そのとき、小池和尚も毎日、YouTubeで法話を配信していました。わたしは、小池和尚の法話を毎日視聴して勇気と元気をもらっていました。

 わが9マスノートチームのメンバーに神戸の武田さんがいます。こちらも縁で、武田さんの段取りで須磨寺を訪ねることができました。須磨寺は三宮から電車で30分、須磨寺駅で降ります。須磨寺駅は海のすぐ側にあります。改札を出ると右は海、左は須磨寺の参道です。その日は雨が降っていました。傘をさして参道を歩き、ちょうど半分くらいの所にまで来ると、傘をさした小池和尚が立っていました。わたしたちを出迎えてくれていました。初めてお会いするのに直ぐにわかりました。わたしは、その光輝く立ち姿は今でも忘れません。

 それから、わたしは神戸に行くたびに須磨寺を訪ねました。わたしは小池和尚の話を東京の人たちにも聴いてもらいたいと考えていました。仏教は宗教には違いありませんが、わたしに”マンダラで考えること”を教えてくれた松村寧雄先生は、「仏教から宗教を引くとシステムだ」と言っていました。システムとは豊に生きるための智恵です。今わたしたちは、この智恵を使うときではないでしょうか。わたしはこのことを伝えたいと考えています。

 やっと、コロナ禍が落ち着きそうなので、小池さんに東京で法話をお願いしました。すると、スーッと、あっという間にスケジュールと会場が決まりました。空海さん、出来るときはこういうものなのですね。そのとき、松村寧雄先生の「縁ですね〜」という大きな声が聞こえたような気がしました。

「一瞬一生」小池陽人和尚

6月26日に東京で、神戸須磨寺の小池陽人和尚に法話をいただくことになりました。わたしは、一人でも多くの人に、小池和尚の法話を聴いていただきたいと考えています。考えたテーマは「一日瞑想体験」です。チラシの案内文で「瞑想」の説明をしたいのですが、わたしでは上手く文章が作れませんでした。そこで、小池陽人和尚にお願いすると、素晴らしい文章が届きました。こちらで紹介させてください。

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先日、友人が次の様なことを話してくれました。「今、人工知能(AI)が開発され、目覚ましい進歩を遂げている。いずれ開発が進めば、人間でなければできない仕事はほとんどなくなってしまうのではないだろうか。そもそもAIは、人間が幸せになるために開発されてきたものであるはずなのに、結果的に人間から仕事を奪い、不幸な人たちが増えていく。本末転倒だと思わない?」と問いかけられ、確かにと思ったのです。

仏教にとって一番大切なことは「智恵」の獲得です。智恵とは、一体何なのでしょう。それは、「諸行無常」である世の中で、一瞬一瞬を真剣に生き抜く力のことだと私は思っています。それは一瞬一瞬にかける集中力とも言い換えられます。便利になったことで集中力を養うことが難しい世の中になってきていると思うのです。

お釈迦様がおられた二千五百年前のインドでは、文字文化がなかったそうです。つまり、人から人へ物事を伝える手段は、口から発する言葉しかなかったのです。お釈迦様の説法を聞くために、人々は苦労してお釈迦様のもとまで旅をし、お釈迦様のお話の一言一句を聞き逃すまいと、ものすごい集中力で耳を傾けたに違いありません。そして、お釈迦様の話を聞くことができなかった人たちに、一言一句間違えないように伝え、それを聞く人たちもまた、真剣にその話を聞いたことでしょう。このように口から口への伝承によって、仏教は後世へと伝えられていったのです。深淵なる仏教の教えが最初は話し言葉のみによって伝えられてきた事実に驚かされます。我々は、生きている中で、その当時の人のような集中力をもって人の話を聞くことがあるでしょうか。現代では、文字があるのでメモもできればボイスレコーダーで録音することもできます。しかし、「聞き逃しても、録音していれば、また聞き直すことができる。」と思って聞く話と、お釈迦様の時代の、「聞き逃したらもう二度と聞くことができない。」と思って聞く話とでは、その緊張感はまるで違います。この一瞬にかける集中力こそが智恵を得る為に必要不可欠なものなのです。

「一瞬一生」という言葉があります。この一瞬に一生をかけるという意味です。我々は、過去に戻ることもできなければ、未来にいくこともできない。人が手にしているのは現在の一瞬のみです。現在の事柄に対して、自分の力の及ぶかぎりの最善を尽くすことで、人生そのものが強靭になっていきます。いろいろ迷いはあっても、目の前のことに全力を尽くす。この繰り返しで、きっと光が見えてくるはずです。便利で快適になった現代だからこそ、今一度「一瞬」にかける集中力の大切さを見つめなおす時ではないでしょうか。瞑想という仏道修行は、まさにこの集中力を養い取り戻すための修行でもあるのです。

日常の喧噪から離れて
呼吸を調え、ゆっくりと座る時間を共に過ごしたいと思っております。

頭で考えるよりも
まず体験!それが仏教です!

お待ちしております。

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小池陽人和尚のお話いかがでしょうか。
ぜひ、6月26日、小池和尚の話を生で聴く機会があります。法話の後は、椅子に座ってできる”瞑想体験”をいたします。

セミナーチケット

S席とA席があります。

席の状況 2023.06.13現在
N式9マスノート術セミナー vol.1 一瞬にかける集中力を手に入れる一日 書く・聴く・座る の3つを体験 東京国際フォーラム ホールD1 2023年6月26日(月)10:00~16:30
N式9マスノート術セミナー vol.1 一瞬にかける集中力を手に入れる一日 書く・聴く・座る の3つを体験 東京国際フォーラム ホールD1 2023年6月26日(月)10:00~16:30

ランチのサンドイッチ付

N式9マスノート術セミナー vol.1 一瞬にかける集中力を手に入れる一日 書く・聴く・座る の3つを体験 東京国際フォーラム ホールD1 2023年6月26日(月)10:00~16:30
N式9マスノート術セミナー vol.1 一瞬にかける集中力を手に入れる一日 書く・聴く・座る の3つを体験 東京国際フォーラム ホールD1 2023年6月26日(月)10:00~16:30

記念グッズ販売しています

お電話でチケット予約をご希望の方は、TEL. 03-3556-1477(中島まで)
※このイベントについてのご質問、お問い合わせは、M9notesチーム中島までお願いいたします。(お問い合わせフォームメール・お電話 03-3556-1477)

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第一回N式9マスノートセミナーへようこそ!

みなさま、こんにちは。中島正雄と申します。2023年6月26日(月)に東京国際フォーラム・ホールD1で第一回N式9マスノートセミナーを開催します。

今回のテーマは「一瞬にかける集中力を手に入れる1日」です。みなさまには、書く、聴く、座るの三つの体験をご用意いたしました。この体験で、みなさまが本来持っている自分の能力に気づき、その能力を取り戻して、ご自身の人生をますます豊かにしていただきたいと思います。

一つ目は”書く”を体験します。わたくし中島が、9マスノートの使い方のワークショップをいたします。みなさまは、これから体験することを9マスノートに書いて、紙に書いて残していだきます。

二つ目は”聴く”を体験します。わたしがリスペクトしている音楽家、超右脳人間、秦万里子さんのピアノコンサートです。秦さんの時間は耳から脳に。「耳」に注目です。みなさんの頭の中と「耳」をつなぎます。

三つ目は”座る”を体験します。わたしの好きなお坊さん、神戸にある真言宗のお寺、大本山須磨寺の寺務長・小池陽人さんの法話です。頭で考えるよりもまず体験、それが仏教です。

法話の後は、その場で、椅子で出来る瞑想体験です。日常の喧噪から離れて呼吸を調え、ゆっくりと座る時間を一緒に過ごしたいと思っています。

素晴らしい体験をご用意しました。人生を豊かにするための一つは、人と会うことです。みなさまと一緒に体験できることをうれしく思います。ぜひご参加ください。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
9マスノートのルーツの”マンダラ”は、およそ1200年前に遣唐使だった空海さんが中国から日本に持ってきました。今年は空海さんが生まれて1250年の記念の年。このような年に、このようなイベントが開催出来ることに感謝します。

M9notesチーム 中島正雄

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夢は叶えてもらう

先日、神戸でお世話になっている方に「中島さん夢を叶えましたね」と言われ、「?」何のことだろうと考えてしまいました。「ナガサワさんの売場にM9notesを並べることができましたね」と。2年前、神戸に行ったとき、神戸三宮の文具一番店の”ナガサワ文具センター”の売場に連れて行っていただき、担当者の方を紹介いただきました。そのときわたしは、いつかこの売場に商品を並べたいと強く思いました。わたしはその気持ちを、自分では気づかないうちに、いろんな人に話していたのかもしれません。

わたしは、「9マスノートで夢が叶う」と言ってM9notesを販売しています。「夢が叶う」というフレーズに敏感になっています。そして、わたしが今たどり着いたのは「夢を叶える第一歩は、頭の中にあるぼーっとした夢を、言葉にして文字にして紙に書き出し、目に見える確かな目標に変えること」です。妄想を理想に変えます。このとき、3×3の9マスに書くのがベストなのですが、どうして9マスがいいのは、次の機会に説明します。

頭の中にある目に見えないことが、言葉にして文字になり外に出ると、一人歩きをはじめます。言葉は言霊といって魂を持っているといいます。夢が言葉になり外に出ると、わたしの分身たちが夢を叶えようとして、いろんな所に行くみたいです。そして、わたしの夢が、夢を応援してくれる人のところに届いたり、夢の実現を手伝ってくれる人を集めたりして、わたしの夢を叶えてくれます。夢を言葉にして書き出すと、そういうことが起こります。

だからね、自分のことを紙に書くのは重要なのです。紙にペンで文字を書くことは、機械も電気も要りません。特別なことでもありません。人間だれもが持っている能力を思い出して使うだけです。

わたしの身の回りに起こることを見ていると、夢は自分で叶えるのではなく、まわりの人たちに叶えてもらうのだと思いました。それには先ず、夢を紙に書くことです。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
M9notesで夢を叶える人を増やしたい!
夢を叶えて人生を豊かにする人を増やしたい!
言葉にしたので、この夢もきっと叶います。

中島正雄

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八角錐

ワークショップの制限時間に合わせて、90分で夢を視覚化できるように考えました。わたしは、時間が短いということで単純に、本来の9マス×9ケの81マスを、9マス×4ケ+5マスの41マスにしました。そして、41マスで、手のひらに乗る縦横高さが8cmの四角錐の夢の山を作るワークショップを考えました。それを先日、神戸で実施しました。改良の余地はあるけれど、良かったのではないかと思っています。けれどわたしは、どうしても81マスを41マスに減らしたことに引っかかっています。

四角錐の4つある山の斜面には、2cm×2cmのマスが9ケあります。4つの9マスに書き出したフレーズの収まりがいいので、作っていて気持ちがいいです。これが、81マスになると、単純に考えただけでもマスの大きさが2cmから1cmの半分になり、その中に文字は書くのは困難です。ならばどうするか。斜面をば四角錐を倍の八角錐にしてみてはどうだろうかと考えました。

わたしは、会社に向かう電車の中でメモ帳に手書きで図面を書き、会社に着いてパソコンの”イラストレータ”で図面を書いて、プリントしてカッターで切り、八角錐を組み立てようしました。これが組み上がりません。山になりません。ネットで調べると、そう簡単に出来るモノではないと知ると、こうなったら出来る人に頼むしかありません。友だちを探しました。設計できる人、図面が描ける人、わたしがお願いできる人、一人いらしゃいました。大先輩の木原正勝さんです。

こちらから突拍子もないお願いをするのにメールでは失礼かと思いましたが、メールにしました。直ぐに返事が返って来て、そのあとまた直ぐに紙で作った八角錐の写真が送られて来ました。すごい、こんなに早く。さすが木原さん。わたしが実物を見たいと言うと、明日持って行くとおしゃいます。

木原さんと神保町の事務所で、木原さんの作った八角錐を見ながら打ち合わせをしました。試作品第1号は、わたしが斜面に2cm×2cmのマスを9ケ入れたいと言ったものですから、斜度のキツイ尖った高い山でした。その八角錐と何故か机の上にあった富士山の模型を見て、木原さんは「富士山は美しいね~」と言いました。「このくらいなだらかだと登りやすそうだね~」と……

次の日の朝、木原さんからメールが届きました。メールには3つの八角錐の写真があります。できればA4サイズの紙で作りたいという要望も加わり、手のひらに乗るサイズ10cm×10cm×10cmに収まった八角錐が並んでいます。「どの高さがよろしいですか?」今度はわたしが木原さんの所に行きました。

素晴らしい!木原さんの作った八角錐には、富士山の美しさも加味されていました。この美しい山なら登りやすそうです。この山に夢を書いたら叶いそうです。木原さんありがとうございます。八角錐の裏に「with M.kihara」と入れさせてください。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
美しい八角錐の夢の山が出来てとてもうれしいです。早くどこかで作ってもらいたいです。
登りやすいと山の形とは、流石、木原さんです。

中島正雄

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タダからの手紙

わたしが、長坂是之(ただゆき)さんから頂いた本は、ちょうどわたしが生まれたころ、25歳の長坂さんがヒッチハイクで1964年から2年間かけて、ヨーロッパ→アフリカ→アジアの40カ国を旅したノンフィクションでした。わたしは、その本を8ヶ月もかけて読みました。わたしはものすごく感動して、感想というか、感動をコラムに書きたところ、長坂さんからメールをいただきました。長坂さんは道中、タダと呼ばれていました。タダからの手紙です。

ーーーーー

お忙しい中、拙著を丁寧に読んで頂き素敵な感想をありがとうございます。
楽しく読んで頂いて嬉しいです。

ヒッチハイクの旅先で私が感激したデキゴトを一つひとつ丁寧にアップして頂きありがとうございます。

四国遍路の途中で私との出会いは、
石手寺の近くの実家でした。

プロローグの文章は、
二〇一九年八月、長い夏の日が落ちかかった夕暮れ時、菅笠をかぶり、杖を持ったお遍路姿の男性が、四国遍路にいた。

「一人の日本人の消息を探しています」

「昔、ナイル河をカヌーでイタリア人と旅をした人をご存じないでしょうか」

ケニアで報道写真家として活動する千葉康由さんが、イタリアの友人に頼まれて、四国遍路の途中、私を捜していたのだ。そして、四国遍路五十一番札所「石手寺」に近い一軒の家の門の前に立った。

「『二人のナイルの旅を記録したスライド』を預かって来ています」

私は、一九六四年から二年間の放浪の旅の道中、たまたま出会ったイタリア人のグラウコウと二人でナイル河をカヌーで下った。

日本へ帰った後、手紙のやりとりをしていたが、ある日、送った手紙が戻ってきた。彼との音信が途絶え、その後も、手紙が届くことはなかった。

二十年、お互いにもうこの世にいないものと思っていた。

しかし、ケニアで同じ写真家として仕事をしているグラウコウの息子さんが、千葉さんの、四国遍路を知り、「父の友人の消息を探して欲しい」と依頼した。

となっています。出版の時の校正原稿です。

グラウコウの消息を届けてくれた千葉廉由さんは、この時は知らなかったのですが、世界で活躍する報道写真家で2019年の世界報道写真大賞を受賞されました。

千葉さんが預かっていたのは、『二人のナイルの旅を記録したスライド』です。

千葉さんは、若い時に朝日新聞の松山支局に勤務していました。グラウコウとの連絡が途絶えた以前の私の住所を歩き遍路の途中、訪ね歩いて、石手寺の近くの実家を訪ねて来られました。そこに住んでいた妹からの電話で千葉さんと会うことが出来ました。             
千葉さんが預って来たスライドは、グラウコウが作成しました。

色々ありがとうございます。

ーーーーー

時空を超えた旅。
こんなことがあるのです。
旅は情け。人間万歳!

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
長坂是之さんの本『ヒッチハイクとアルバイトで40ヵ国の旅 一九六四年に僕が見た世界』(文芸社)です。
いつか長坂さんに東京で講演をしてもらいたいと強く思っています。
9マスに書いたことは実現します。
長坂さん、また書いてください。

中島正雄

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人間万歳

こんなことってあるでしょうか。
2019年8月、夏の暑い日。四国八十八ヶ所、五十一番札所「石手寺」での出来事です。

白装束姿の男性が、
「一人の日本人の消息を探しています。」
「はい。」
「昔、ナイル河をカヌーでイタリア人と旅した人をご存じないでしょうか?」
「えぇ……」
「二人のナイルの旅をしたときの写真を預かっています。」
白装束の男が写真を広げて見せる。
「ここに写っているのは、1964年のわたしです。」
「……」

まるで、ミュージカルのはじまりのシーンのようです。
これは、タダこと長坂是之(ただゆき)さんの本当にあった出来事です。この出来事をきっかけに50年前に出版した、2年間で40カ国をヒッチハイクで旅した記録の本に加筆・修正を加えて再販しました。

カバン一つ背負って道路に立ち、道ゆく車を止めてタダ(無料)で乗せてもらい旅をすることをヒッチハイクといい、その旅人のことをハイカーという。日本で有り得ない無いかもしれません。タダの本の中から「ハイカーが旅する目的は、ほとんどあってないようなケースが多い。何故、暑い最中、道に立って車を待つのだ。ただ単に目的地に着くまでのヒッチが、目的である場合が多い。」

60年前のヨーロッパ、アフリカ、アジアの旅でタダは初めて会う異国の人たちから、日本では経験できない、現実とは思えない親切を受けます。フィンランドで皿洗いの手伝いをしたら、皿いっぱいのソーセージを食べさせてくればおばあさん。訪れる度に好きになったパリ。村人たちが、絶えず気を使っていつのが、自然に伝わって来たナイルの人たち。タイの女性は小柄で美しいこと。

タダの旅の様子を知り、どこの誰かも、ましてや何人かもわからない、しかも、風呂も入っていない汚い服の若者が道に立っていたら、わたしはその人を歓迎して車に乗せることができるだろうか。ましてや、食事を振る舞うことができるだろうか。

それにしても、1965年にナイル河で撮った写真を、2019年のこの時代に、四国のお寺で見せられるとは夢にも思わなかったに違いありません。

正に「旅は情け」、そして「人間万歳」。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
お遍路さんの旅でこのようなことが起こった。これは空海さんの仕業ではないだろうか。この世の中の出来事は”一切は空”という声が聞こえています。

中島正雄

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マンガ、オータニ、アキハバラ

8ヶ月かかって、長坂是之(ながさかただゆき)さんからいただいた厚さ2cmの本を読み終えました。この本のタイトルは『ヒッチハイクとアルバイトで40カ国の旅ー一九六四年に僕が見た世界ー』(文芸社)、帝国ホテルのホテルマンだった25歳の長坂さんが、1964年から2年間かけてヨーロッパ、アフリカ、アジアの40カ国を旅したドキュメンタリーです。わたしは、この本を読み始めるとあまりにも面白くて、本の中に引き込まれ、長坂さんと一緒に旅をしているようで、本を読み終えたくありませんでした。

この本には、わたしのテーマの一つ「日本人」がありました。長坂さんの本の中から引用して

ーーーーー

僕が一番感じたのは、知らない人への挨拶。西欧では、知らない人でも出会ったら、「ハロー」とか、朝なら「グットモーニング」とか挨拶をする。日本人は、それができない。これは、見習うべきだと思う。
僕が、世界のどこの国でも受けた最恵国待遇。ヨーロッパでの興味の歓迎、アフリカでの最も優秀な有色人への憧れ、アジアの国々が示した経済大国日本への尊敬……。しかし、彼らは日本のことを、芸者、柔道、ソニーくらいしかしらない。
世界の田舎者になるのなら、いっそ、そのベールをはがさない方が良い。

ーーーーー

さて、日本人のベールは、はがされてしまっただろうか。日本は変わっても、日本人は、わたしが生まれたころとあまり変わっていないと思います。もし生まれ変わるとしたら、日本人に生まれ変わりたいという人が多いらしい。日本人のところだけ行列が出来ているといます。だから日本人は並ぶのが上手。日本人に生まれてきてよかった。マンガ、オータニ、アキハバラ。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
長坂さんとわたしは、ニフティサーブのユーザー数が100万人を超えたパソコン通信全盛期に、パソコン教室で知り合いました。そして、また9マスノートで再開しました。長坂さんのこの本は本当に素晴らしくて、わたしは長坂さんに今すぐ会って、話をしたい気持ちです。子どもたちに読ませたい本です。

中島正雄

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ウォーミングアップ

ワークショップで9マスに書く前に30分間、頭をほぐすウォーミングアップをやります。今あるメニューは「自己紹介ワークシート」で、9マスで「自己紹介」を考えて、作り、発表します。自己紹介ならば、誰でもできるし、他の人とも違って当たり前、どなたでも名前だけでも書くことが出来ます。

9マスで自己紹介を考えるのは、わたしがよくやっていることでもあります。セミナーや交流会で予告なく自己紹介する場面があります。わたしの順番がだんだん近づいて来ます。そんなとき、9マスに言いたいことを書き出して、整理をして、スピーチします。これがなかなか使えます。

9マスの1マスに一つ言いたいことをフレーズで書き出します。9マスあるから9ケ書くことができます。しかも、早く考えることができます。こういうとき、9マスノートが無くても、テーブルにあるナプキンや割り箸の袋を開いて、そこに9マスを書いて考えてもいいのです。9マスはシンプルで万能です。魔法の9マス。マジック9。だからM9なのです。

2007年1月9日、スマホの登場以来、残念なことに、わたしたちは指先を器用に使わなくなってしまいました。指先はガラスの面をなでるだけで、字を書かなくなってしまいました。

自己紹介ワークシートの右側には400字の原稿用紙があります。400字を読むとちょうど1分です。マスはやや小さめです。わざと小さくしています。原稿用紙に左側の9マスに書き出したフレーズを使って自己紹介の文章を作ります。小さい1マスに1文字ずつ、指先を器用に使って書いて行きます。

紙に書く手書きの文字は便利です。直ぐに文字を大きくも小さくもできます。パソコンやスマホの何十倍も優れています。こうして、考えながら文章を書いて行きます。400字を書くには10〜15分くらい必要です。これがパソコンやスマホだったら半分の時間で書けるでしょう。

でも、手書きのスピードは、わたしたち人間の考える早さに合っているのです。パソコンやスマホは速すぎます。自己紹介ワークシートに書きながら、頭がこのことに気づくことができます。この考えるスピードを思い出すためのウォーミングアップです。

さあ、頭がだいぶほぐれました。
それでは、自分の夢を9マスのまん中のマスに書いてください。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
先日の神戸のワークショップに参加してくれた京都の方からM9notesの注文がありました。なんとうれしいことでしょう。「あれから日常的に9マスを使って思考を整理するようになり、マスを埋めることで達成感が得られて、嬉しい日々を送っています。」のメッセージもいただきました。また一人、右脳に9マスのプラグインが入ったようです。

中島正雄

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名簿のお蔭

わたしの名簿には、友だち、お客さま、知人、親戚、名刺交換した方など顔と名前が思いだせる方と、サポートセンターやまた行ってみたいと思ったレストランや、最近では、ネットショップで購入いただいた方、こちらは会ったことのない方が一つの名簿に混在しています。

新聞を送るために、この名簿に1列追加して、名簿を見ながらこの人には送ろうと思いば「1」と入力し、サポートセンターやレストランは送らないので何も入力しない、そして、宛先不明や受取拒否などで戻ってきたり、メールで配信不要を告げてきた方の名簿を削除したりという作業をします。新たに名刺交換した方や、新規のお客さまの名簿を追加して、最後に「1」の列を合計して、今月の通数を算出しています。こうして、わたしは毎月一回は名簿をメンテナンスしています。

25年前、わたしが起業したときに、マネジメントゲーム開発者の西順一郎先生から「マイツールで名簿を作って新聞を出しなさい」とアドバイスをもらいました。わたしは途中、やったり、やらなかったりですが、今もこうして新聞を出しています。

名簿を一行一行見て「1」を付ける作業は、一行一行、まるで一人一人と会っているようです。その人の顔を思い出し、より頑張ろう!役に立ちたい!と前向きな気持ちなります。コンピュータリブ社が営業できているのは、この名簿にあるみなさんのお蔭だということを気づかせてくれます。西先生は本当に良いことを教えてくれまた。わたしは、マイツールで名簿を整える時間が大好きです。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
名簿はマイツールしかない。
マイツールは名簿だけでいいのではないだろうか。
先月の戻りは4件でした。戻り率0.7%

中島正雄