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夢を叶える第一歩

 頭を慣らすウォーミングアップも終わり、いよいよ81マスに「自分の夢とその夢を叶えるには自分は何をすればいいのか」を考えて書き出します。時間は3時間と充分あります。手順は、A3用紙の左側に9マス、右側に81マスが書いてあるテンプレートを使って、下書きをします。そして、A1サイズの大きな紙に清書をします。さらに、81マスをピラミッドで立体化します。このセミナーでは、自分自身ととことん向き合い、自分の夢のことを何回も書いて、今の自分を知ります。

 はじめる前にわたしから、81マスに書くときコツを5分くらい話します。スタートの合図で、11人の参加者が一斉に自分との対話を始めます。恐しく静かです。ビルの中の普通の会議室ですが、凛とした空気が流れています。わたしは、瞑想を見守る僧侶はこのような感じなのかと思いながら11人を見ています。わたしは何もしませんが、手持ち無沙汰なことはありません。1時間経ったところで一度休憩します。ほとんどの方が「アッという間だった」と言います。それだけ集中していたのです。これが9マスのパワーです。9マスがみさんなが本来持っている能力を引き出しています。

 この段階で、下書きが終わりそうな方もいます。そうしたら、A1サイズの紙に書きます。急ぐ必要は一切ありません。自分のことなので、他人と違っていいのです。比べることもありません。一つ書ければ、二つ、三つとポンポンと出ます。一つめを出すのと、最後の一つを出すのが難しいです。みんな同じです。道具を太いペンに持ち替えて、A3の紙からA1サイズに清書をするときに、書き出した言葉が変わることがあります。これも、このセミナーの狙いです。

 書き出した言葉は言霊と言われるように、魂を持っています。頭の中にあったことを言語化して言葉にして外に出ると、言葉は一人で歩き出します。そういった経験をされた方もいるでしょう。その言葉は、余計なことを削ぎ落として短くシンプルななればなるほど良いです。言葉をシンプルに表現できるということは、自分の中で明確になっているということです。

 81マスに書けば夢が叶うのではありません。これから書き出したことを一つ一つ行動します。書き出した言葉を見れば思い出します。思い出せば、自然と行動ができます。行動していれば夢に近づきます。行動することを書き出していなければ、見ることもありません。頭の中だけにあることは、直ぐに忘れてしまいます。みんな同じです。

書き出すことは、夢を叶える第一歩です。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
この教室の中にいると、不思議とわたしも11人のみなさんと同じような気持ちになります。達成感を共有でき、元気と勇気が湧いてきます。手前味噌ですが素晴らしい教室です。

中島正雄

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頭をほぐすウォーミングアップ

全国ツアーの2ヶ所めは福岡・博多でした。今回は、古くからの勉強仲間で先輩の河合喜文さんと息子の河合一毅さんに、集客から会場手配まで全てお世話になり開催が実現しました。立春の気持ちよく晴れた土曜日の午後に、30代から75歳になろうする11人の方が集まりました。その中で9マスを初めて使うという方が3名いました。うち2名はわたしの青色の本を読んだ方でした。なにが言いたいかというと、9マス好きな方が集まった、ホームで教室ができるる幸せです。

用意された会場は、ビルの2階の部屋で南側に窓があり、とても気持ちいい空気が流れてます。部屋の大きさも丁度よく、机を2台つけて5つの島を作り、1つの島に2人が向かい合って座るようにしました。今日のセミナーは4時間あるので、ぜひ、A1サイズの大きな紙に81マスを作って夢を書いていただきたいと考えています。

教室は13:30に始まりました。まず、わたしの自己紹介と青色の本が出版された経緯を話しました。ここまで10分。お配りした教材の説明をして、最初のミッションはウォーミングアップです。”頭”ならしです。A4横の紙の左側に9マス、右側に400文字の原稿用紙のマスがあるワークシートを使い、1分間の自己紹介を作ります。まず3分間で、9マスを使って自己紹介で話したいことを考えます。9マスに頭に浮かんだフレーズを言葉にして文字にして言語化して、どんどん書き出して行きます。3分経ったら、次は10分間で、左の9マスに書き出したフレーズを使って、右の400字の原稿用紙のマスに自己紹介の文章を作ります。なんと全員の方が時間内に作ることができました。14:00から3名の方に自己紹介を発表してもらいました。ほぼ1分でした。流石!

この13分はわりとハードです。考えながら、小さいマスに文字を書いていきます。しかも早く。文章のマスはあえて小さめです。それは指先を器用に使わせるためです。指先と頭は連動しています。アイデア、気づき、発見、ひらめき、いい考えが浮かぶようになるからです。このウォーミングアップで、11人の大人たちのスマホで忘れていた指先の感覚と、使わなくなった回路を呼び覚ますことができます。それではいよいよ、本日のメインイベント、81マスで「夢を叶えるにはどうすればいいのか」を考えます。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
Special Thanks
吉原英令さん、河合一毅さん、福本彰宏さん、齊藤卓史さん、河合喜文さん、福本京子さん、齊藤史雄さん、山下唱徳さん、井上喜和さん、石井理夏さん、三浦聡彦さん、感謝、感謝、感謝します。

中島正雄

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今でも新しい「超」整理法

「人生を変える一冊は」と聞かれたら、いくつの本が思い浮かびます。その中の一冊は野口悠紀雄教授の『「超」整理法』です。わたしが転職をした1993〜1994年ころのベストセラーです。

9マスノートをどのように使いますか。ビジネス用とプライベート用に分けて使う方がいいですかというような、ノートをことあるごとに分けて使う使い方もあります。そんなとき、わたしは30年前読んだ『「超」整理法』を思い出し「ノートは1冊で分けません。時系列で使います」と答えます。わたしのノートの使い方は、野口教授の押し出しファイリングと同じやり方です。わたしは、30年間このやり方で困ったことは一度もありません。わたしの仕事のアーカイブは、A3のデスクトレイの中にあるメモ帳の束です。たまに昔のメモ帳を見返すと、輝いていたころの自分を思い出して、元気と勇気をもらうことがあります。

改めて『「超」整理法』を読もうと思って本棚を探しましたが見つかりません。仕方無いのでamazonで再び買いました。そして、福岡行きの飛行機の中で読みました。最高でした。おそらく、30年前に読んだときと違うところに線を引いて、ページの折り目は後半に多く出来ました。今読んでも新しいです。

今日は、わたしが一番線を引いたページをご紹介します。182ページを引用。
・私は、歩く。「頭にぎゅうぎゅうに詰め込んで、頭をゆさぶると、何かが出てくる」というイメージを持っている。
・歩いているときこそ、創造的活動を行なっているときだ。
・歩く前に問題を詰め込んでおくことが重要だ。
・このようなことをやっている人は、昔から多かったのだろう。
・大学町にある「哲学の道」がそれを語っている。

青色の本『夢を視覚化する・9マスノートで夢を叶える』の42ページに、「いいアイデアが浮かぶ場所4B三上+K」の9マスがあります。右上のマスにあるリブくんが歩いているイラストがあります。歩くこともいいアイデアが浮かぶ場所で間違いありませんでした。わたしは『「超」整理法』から改めてたくさんのヒントをもらいました。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
『「超」整理法』を読んだころ、電子手帳シャープの『ザウルス』が流行り出しました。ネーミングって大事ですね。

中島正雄

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9マスで今日の自分を知る

やるべきことを書き出したリストを”ToDoリスト”といいます。リストというと、やるべきことが一行一行書いてあるイメージで、やろうとしたとき上から順番にやろうとするイメージがあると思います。

ToDoリストと9マスノートは相性がバッチリです。9マスノートでToDoリストを書き出すと2つも良いことがあります。1つめの良いことは、どんどん思考が広がることです。マスが空いているともったいないと思って何か書かなければと自然と考えます。1つ書くと2つ、3つと書けます。

2つめの良いことは、どのマスからでもいい、好きなことからやる、出来そうなことからやる、マスの関連を見つけて同時2つやる、というような発想になることです。リスト形式より9マスの方がやるべきことが効率良く早く出来ます。

そうは言っても、まん中のマスに今日の日付を書いたものの、やるべきことが一つも浮かばない、書けない日もあります。そのときは、そういう日もあるというこです。次の日は、新しい9マスを使います。

9マスで今日の自分を知ることができます。あとでToDoの9マスを振り返ったとき、あぁ、こういう日もあったと思い返します。自分との会話です。余白です。心にも余白ができます。9マスを見ると考える。考えたいと思ったときは9マスを使う。自分流に9マスノートを使っていると、だんだん発想が自由になって行きます。9マスは、本来自分が持っている能力、アイデア、気づき、発見、ひらめきを引き出してくれます。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
3年前におつきあいで9マスノートを使いはじめた方が、今では9マスノートでないとダメといって、ストックしていたノートを処分したと言っていました。

中島正雄

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どうする自分

先日、上場を果たした経営者の方から経営診断をしていただく機会がありました。そこで「ホームページ作成事業は”斜陽”ですね」と言われました。現状はそうかもしれないと感じはじめていましたが、客観的にはっきり言われてしまうと、ショックを通り越して清々しい気持ちです。

わたしはホームページ作成の仕事が楽しくて大好きです。ホームページ作成の仕事を通して、他のいろんな仕事を見ることができました。何もないところから誰も見たことのないような新しいモノを作るというホームページ作成の仕事が、わたしにとって一番エキサイティングな仕事でした。25年経ったいまでも、その気持ちは変わりません。ホームページやプログラムの作成は、ブロックを組み立てれば出来るようにどんどん簡単になって行きます。わたしたちは、ホームぺージをもっと面白く、楽しい使い方、新しいメディアを提案できるように準備して行きたいと考えています。実はすでに試していることがあります。

一方で、「9マスノートはポテンシャルがある」と言われました。この一言は素直にうれしかったです。これを広めるにはマーケティングが必要だと言われました。わたしの苦手なところです。「”M9notes”と”9マスノート”はどちらですか」。即答できませんでした。「9マスノート」で検索したとき、わたしたちのM9notesのページが表示されませんでした。ホームページ屋として居る場所がありませんでした。一般的には「9マスノート」の方がわかりやすいです。出版した本のタイトルも「9マスノートで夢が叶う」です。わたしたちが作っている9マスノートのブランドが「M9notes」です。あぁ~ややこしい。

さて、ホームページ作成と9マスノートをどうするか。お世話になっている勉強熱心な経営者の方に「今年はウサギ年で種をまく年だよ。いい種をまくか、放ったらかしておくかで、収穫のときわかる」とアドバイスしてくれました。どうすればいいかわからなくなったとき、9マスノートに向かって、マスに書くことが無くなるまで考えます。そこはM9notesじゃなっかたのか……どちらでもいいというのはマーケティングでありません。ということで、今日は新しい種を2粒まきます。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
今日は、何かをはじめるにはいい日です。いい意思決定をしたいですね。

中島正雄

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新しいメモ帳をおろす

わたしが愛用している9マスノートのメモ帳は、縦14cm×横9cmの『M9notes』のポケットサイズです。このサイズは日本のノートの規格にはありません。欧米のモレスキン社の定番サイズと同じで、モレスキンラインと呼ばれています。BDシャツの胸ポケットにスッポっと入り、手のひらの中でも納まりがいいサイズです。わたしはこのサイズが気に入っています。わたしは新しいメモ帳をおろすとき、表紙に連番を書きます。今使っているメモ帳の表紙は「40」。M9notes40冊めです。9マスノートは見開きで使います。M9notesポケットサイズ1冊は、見開きで31ページあります。一ヶ月1冊というぐあいです。

わたしのメモ帳の使い方は、公私混同で一冊に、時系列で、なんでもかんでも書きます。仕事の打ち合わせも、気になるキーフレーズも、講演のメモも、プライベートなことも、カミさんから頼まれた買い物も、同じメモ帳に時系列で書きます。使い終わったメモ帳は、直近5冊をカバンの中に入れて持ち歩き、後は机の上に番号順に並んでいます。今わたしのカバンには、35〜39番のメモ帳が入っています。これでだいたい半年前までさかのぼれます。

メモ帳に書いたことを探すことがあります。そんなときこの使い方は便利だと思います。仕事もプライベートも同じ一冊のメモ帳なので探しやすい。時系列になっているので、その時の周辺の情報から記憶を辿り見つけやすい。探しているとき、他の余計なことを発見してしまう。とにかくこの使い方は便利です。

一つだけ例外があるとすれば、旅行に行くときです。旅行に行くときは、新しいメモ帳をおろして使います。メモ帳には、チケットの半券や、買い物のレシートをセロテープで貼ったり、お土産を買う人を考えてリストを作ったり、ネットで調べた行きたいお店などをメモして使います。メモ帳を見れば旅行を振り返れるし、もし同じところに行くとき、このメモ帳を持っていくと役に立ちます。だからメモ帳は、一旅一冊で使います。旅のプロ・高萩徳宗さんもそれはいいことを聞いたとYouTubeで言っていました。

今日は、新しい月のスタートです。愛用のメモ帳がちょうど昨日で終わり、今日から新しいメモ帳を使います。表紙に「41」と書きます。月のはじめに、いい感じで仕切り直しできそうです。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
M9notesは、ポケットサイズ、A5サイズ、A4サイズの3種類あります。どちらのサイズでもM9notesを使うと人生がますます豊になります。

中島正雄

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9マスで振り返り

“振り返り”は9マスノートと相性が良いです。まん中に日付を書いて9マスに向かって考えていると、ポツンとポツンと、一つ、二つ、三つ頭に浮かんできます。それを丁寧に言語化して、1マスに一つずつ書いて行きます。9マス全てのマスが埋まることもあれば、何も書けない日もあります。もう書くことがない、出し切ったところまで考えると、その後は、明日、自分は何をすればいいのかも頭に浮かんでいます。9マスを使い慣れると、9マスを見ると自然と自分の頭で考えるモードに切り替わります。しかも、早く考えることができます。

わがM9notesプロジェクトで作っている手帳M365の2023年バージョンからは、毎月3つの9マスを配置しました。今月の目標と計画、今月の振り返り、来月の計画の3つです。2023年1月末日になり、初めてこの今月の振り返りを書くときが来ました。9マスに書くのは、最初の1マスに書くのが難しいです。1マス埋まると、次々にマスに書くことができます。わたしもM365の振り返り9マスを目の前にして、最初の1マスがなかなか書けません。ちょっとの勇気が必要です。

手帳の月間ブロックカレンダーを見ながら振り返ります。この感じ初めてです。なかなかいいです。詳細は、M9notesのページをめくりながら、何があったのかを思い出します。早くも、目標を立てて今月できなかったことがいくつもあります。マイナス要素を書き出すとスッキリした気分になるのと同時に、来月こそはやるぞっ!と、そのまま来月の目標になります。今月会った人の顔が浮かびます。わたしは二人の大先輩から経営のアドバイスをいただいていました。改めて書き出すことで、頭のハードディスクに新しいフォルダを作った感じがしました。

目標に向かって行動していれば、目標から遠ざかることはありません。きちんと振り返って、目標に近づく行動を続けます。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
手前味噌ですが、三代目の手帳『M365』いいです。紙が厚くて書き味がいいです。余白がたくさんあるのもいいです。スケジュールがたくさん入るような気がします。たくさん人に会えます。間違いなく人生が豊になります。まだ販売しています。今からでもぜひ!

中島正雄

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フォント選び

今年の目標の一つに一人新聞「やさしくデジタル」の復刊があります。1月ももう終盤というのに、新聞の原稿がなかなか出来上がりません。新聞に掲載したい記事は、本業のホームページプロジェクト、9マスノートのM9notesプロジェクトのこと、出版した本のこと、これから毎月開催する教室(セミナー)の案内、自社ショップ、YouTubeや今日のひとことを配信していること、イベントの告知など、山ほどあります。それなのに、原稿が仕上がりません。

原稿が進まない原因は、新聞の体裁、段組が決まらないことです。新聞はA3裏表カラー印刷の三つ折りで作ります。三折したときに、ちゃんと看板が見えるように、手に取って中を開いて見てくれるにはどうしたらいいのかを考えると、なかなか進みません。読んでくれる人、読んで欲しい人のことを考えて、写真を多く、文字は読みやすく、品のいい程度に大きく、行間と文字間の隙間も調整したい。

そこで、文字の形、文字フォント選びです。一般的な新聞と違い、横書きで考えています。フォント選びは、新聞らしく読みやすいことの他に、新聞を作るのソフトウエア・アドビ社「イラストレータ」での作業の配慮も必要です。制作に使用するパソコンはWindowsとMacの両方です。WindowsとMacで同じように使えるフォントを選びます。

コラムのような文字数の多い文章は、明朝体の方が読みやすいでしょうか。見出しはゴシック体の太字の方が目に止まりやすいでしょうか。紙面上あまり色んなフォントがあると品が無いかなと思ったりしながら、やっと使用するフォントを決めました。わたしが選んだフォントは「游書体(ゆうしょたい)」です。

予定より遅れましたが、なんとか今年の目標の一つを達成できそうです。コンピュータリブ社のお取引いただいているお客さま、M9notes公式ショップでご購入いただいたお客さま、お世話になっている方、中島と名刺交換いただいた方、お友だちにお届けいたします。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
ここに来て、茶の封筒にするか、透明の封筒にするか、発送する封筒にまた悩み出しています。どちらの封筒の方が開けてくれるでしょうか。

中島正雄

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そのとき81マスが目に入った

わたしの朝の巡回コースその1は、9マスノートが置いてある文房具屋の信誠堂さんに行ってから、専大前の交差点にある神田珈琲店に行ってコーヒー豆を買い、コンビニに寄って水を買います。コンビニ以外は、いつもの知ったお店の人がいて、あいさつをして、たわいも無い話し、「売れましたか……」などと商売の話を少し交わします。リアルのお店は、お店に行くというより、人に会いに行く感じです。運が良ければ社長に会えることもあります。

神田珈琲店は、白山通りから一本入ったところにある個性とこだわりのある喫茶店『喫茶去』の2号店です。ちなみに、3号店は新築の専修大学の1階にあります。3ヶ月前、2号店と3号店で9マスノートをレジ横に置いて販売させていただきました。注文したコーヒーを待つ間のお客さまの目に留まり、ありがたいことに予想以上に売れました。ノートと一緒に、A4の紙に81マスを印刷してフリーで持って帰れるようにもしました。

巡回で神田珈琲店に行くと「そう言えば面白い話があります」と、「以前、81マスを持ち帰ったお客さまから「会社でちょっとした問題がありました。どうしようかと思ったときに、書類の山の中から、フッと神田珈琲でもらった81マスの用紙が目にとまりました。これを使って問題を解決できるかもしれない」と思って問題を書き出し、頭を整理することができたそうです」。「それで問題が解決したのでしょうか」。「それは、未だのようです」。

いい話です。わたしはテンションが上がってしまい、神田珈琲の店員さんに、「9マスは問題解決と相性がいいです」「お釈迦さまが悟りを開いて弟子たちに最初に説いたのが苦集滅道の問題解決です」「9マスで上手く解決できます」と。会社に帰って、「9マスノートで問題解決」のワークシートを印刷して、再び神田珈琲店へ。9マスの神様が光を当てたお客さまに届くといいな〜、問題が解決できるといいな〜と願いを込めて店員さんに渡しました。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
わたしが初めて9マスを見たのも問題解決でした。
今思えば、あのときも9マスの神様が光りました。
こういう説明のつかないことがたまにあります。

中島正雄

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マスがあるから考える

何も書いていない真っ白な紙と、正方形の3×3の9マスが書いてある紙があって、「夢を叶えるにはどうすればいいのかを考えてください」と言われたら、どっちの紙の方が「叶える方法」を多く書くことができるでしょうか。

マスが9ケあるから、9ケ書くことができます。人間の頭には空いている所を埋めたくなる機能があります。思い当たることがあるのではないでしょうか。例えば、テストの答案用紙にマスがあると、そこに答えを書きます。マスが3ケあれば、答えを3ケ書くでしょう。答案用紙にマスがあるのは親切ですね。

原稿用紙はマスがあります。「400字で以内で書いてください」という制約を与えられると、390〜400字以内で書こうとします。原稿用紙は、マスがあるから考えやすい。横罫線があるレポート用紙では、なかなか筆が進まないのではないでしょうか。

マスがあることで良いことがもう一つあります。”早く考える”ことができます。9マスノートで考える時間をコントロールできます。9マスノートの教室では、「自己紹介の9マスを10分で作ってください」「81マスを2時間で完成させてください」など、時間の制約があります。時間内にという時間の制約を与えると、不思議とみんな時間内にできます。これもマスがあるから、積極的に考えることができる、集中力が続きかつ高くなります。

9マスノートを企業で使えば、アイデア出しの会議の時間が今の半分で出来るかもしれません。「9マスノートでTP」です。9マスノートで会議が短縮できます。そこは、AIより9マスです。ハイテクよりローテクです。考えることはデジタルでなくアナログです。紙に9マスを書けばどなたでも直ぐに使うことができます。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
正方形の3×3の9マスがおすすめです。同じ正方形でも2×2の4マス、4×4の16マス、5×5の25マスではヒラメキかないのです。

中島正雄