
M9notesのネーミングを考えたときのことです。
私は自称、マンダラチャートの開発者・松村寧雄先生の弟子でした。
2004年にはインドを訪れ、ブッダの悟りの道をたどる「ブッダゴールデンロードの旅」もご一緒しました。
その旅でわかったのは、マンダラはインドにはなく、発祥は中国だったということでした。
(なんと、落ちこぼれの弟子だったことでしょう。)
自分好みの9マスノートを作るにあたり、ネーミングは「M9notes」にしました。
実は、それほど悩むことはありませんでした。
「M9notes」という名前の由来
松村先生のセミナーに通うようになって数年、9マスノートはまるで魔法のノートだと感じていました。
もし自分が9マスノートを作るなら、そのネーミングには「魔法のマ」の「M」を入れたい。
英語でも「Magic」の「M」なので、ぴったりです。
さらに、BMWやベンツ、ライカカメラのように、数字を組み合わせたネーミングにしたいとも考えました。
「M9」という響きには、どこか機能的で洗練された印象があるように思えたからです。
また、数字は男性の関心を引くとも考えました。
「M」に込めた、もうひとつの意味
この「M」には、あとから気づいた意味もあります。
マンダラの「M」
M9notesの発想のルーツには、やはりマンダラがあります。
ちなみに、英語で「Mandala」は「M」で始まりますが、最後の「ラ」は「r」ではなく「L」です。
英語と日本語、どちらも「M」ではじまる。
瞑想(Meditation)の「M」
9マスノートに向かって考え、書くことは、自分を見つめる行為でもあります。
それは、まさに「書く瞑想」。
瞑想の英語「Meditation」にも「M」が含まれています。
これも英語と日本語、どちらも「M」。
メモ(Memo)の「M」
ノートの本質は、記録すること。
いつも1冊のノートを持ち歩き、公私混同でその瞬間の思考を書き留める。
ノートに書いたら、頭の中からいったん忘れる。
つまり、ノートに思考を移動させ、頭を空けるのです。
そして、空いた頭でまた新しいこと、人間にしか考えられないことを考えてほしい。
これもまた英語と日本語、どちらも「M」。
そんな願いを込めて、M9notesを作りました。
(中島正雄)
そして、もうひとつの「M」
最後に、正雄(Masao)の「M」も意識しました。