
ヒアリングというと、「質問リストを順番に聞いていく作業」をイメージする人が多いかもしれません。
しかし、M9notes を使えば、決まった順番通りに質問する必要はありません。
会話の流れに沿って、自然に必要な情報を引き出すことができる。
これが、9マスノートの大きな強み です。
9マスでヒアリングをスムーズに
通常のヒアリングシートでは、あらかじめ質問をリスト化し、それを順番に聞いていくのが一般的です。
でも、実際の打ち合わせや商談では、想定していなかった話題が出てくることもしばしば。
M9notesをヒアリングシートとして使うと、一問一答のような形式に縛られず、相手の話を自然な流れで引き出すことができる ようになります。
たとえば、提案に必要なヒアリングの項目(What→Why→How→When→How much→Who)を以下のように9マスで構成しておきます。
この9マスに沿って話を聞いていくと、情報が自然に整理されていき、話の本質をつかみやすくなります。
9マスはリスト形式ではないので、順番を気にせず自由に会話を進めることができます。
全てのマスが埋まれば、ヒアリングは成功です。
9マスの「空白」が生み出す深いヒアリング
M9notesをヒアリングに使うとき、あえて1マスを空けておくのがポイントです。
- 空いているマスがあると、「何か書きたくなる」「聞き出したくなる」
- 会話の流れで自然と出てきた気づきや新たな質問を書き込める
- ヒアリングの終盤、雑談の中で出てくる“本音”や“核心”に触れることもできる
たとえば、打ち合わせの終盤、
「実は……」と相手がポロっとこぼした重要な情報。
そのとき空いているマスがあると、即座に書き留めることができます。
さらに、周囲の余白を使うのもおすすめです。
私自身、余白に書いた一言が、後々とても役に立ったという経験が何度もあります。
ヒアリング後に見返すと、鮮明に思い出せる
M9notesでヒアリングを記録しておくと、あとで見返したとき、そのときの会話や空気感まで鮮明に思い出せるという不思議な効果があります。
- 「あのとき、相手はこう言っていたな」
- 「この部分、もっと深く聞いておけばよかったかも」
- 「ここは確認し直した方がいいな」
9マスというフォーマットのおかげで、情報が視覚的に整理されているため、単なる文字の羅列よりも記憶がよみがえりやすい。
ヒアリングの“振り返り力”が上がるのも、M9notesの大きな特長です。
M9notesをヒアリングに使うメリット
- 順番に質問しなくていい → 会話の流れに合わせて自然に聞ける
- 空白のマスがあることで、「もっと聞いてみよう」という気持ちが生まれる
- 雑談の中で出てきた大事な情報も逃さず書ける
- 視覚的に整理されるので、後から見ても要点がすぐわかる
- 会話の雰囲気や流れまで、後で思い出せる
- 後から読み返して、新たな気づきやひらめきがある
M9notesは、
単なる質問リストではなく、会話を深め、相手の本音を引き出し、後からも活かせる「気づきのノート」 になります。
「ヒアリングが終わってからが本番」。
そんなふうに思える一冊を、あなたも作ってみませんか?
M9notesヒアリング例
- 視覚性と実用性が両立している
- 9マス形式の配置が見やすく、話の内容が視覚的に整理されているため、見返したときに記憶がよみがえりやすい。
- 手書きで温かみがあり、ラフな会話の中で出た情報もすぐ書き込める柔軟さが伝わってきます。(パソコンやタブレットに入力するより、ノートに手書きの方がお客さまの心象が良い場合がある)
- あえてマスを一つ空けておき、「わざと空けておく」と明示してあることで、後半の雑談や気づきを逃さずキャッチできる構造に。
- ヒアリングが「一方的な質問」ではなく、「対話として進んでいく」ことを象徴しています。
- 「誰と、どこで、いつ」という基本情報が記載されており、後から見返しても文脈が思い出しやすい。
- 「補助金?」「★提案」など、ちょっとした記号や印が記憶を呼び起こす鍵になっている点が秀逸です。
- 行動項目や提案内容が「メモ+視点整理」として機能しており、そのままToDoリストにもなりうる。
(中島正雄)