今日は、夢の山を作る教室があります。
夢の山を作る教室は、頭の中にボーッとある自分の夢を81マスに書き出して、さらにそれを、3Dにして夢の山を作ります。今日で6回目になります。いままでで6人の方が受講されましたが、夢の山まで作った人はまだ一人もいません。わたしは夢の山の土台をとりあえず100個用意しています。いつか、100個の夢の山を並べ山脈にして、その眺めを想像するとワクワクします。
夢の山の教室をはじめて気づいたことがあります。意外とみなさん、81マスに書き出したことがありません。9マスはあるけれど、81マスは初めてという方ばかりでした。ということで、2時間の夢の山を作る教室のタイムスケジュールは、最初の20分はウォーミングアップ。9マスを使って、自己紹介や問題解決、ToDo・振り返りを作ります。後の1時間半は、81マスに向かって、自分に自分で「どんな自分になりたい?」「なりたい自分になるには自分は何をすればいいの?」をひたすら問いかけて、頭に浮かんだことを、余計な言葉を削ぎ落とした短いフレーズにして、1マス1つづく書いていきます。
時間内に81マスを埋める人もいれば、埋まらない人もいます。人によって違いますから、どちらでもよろしいのです。1時間半という時間が、長いのか短いのかわかりませんが、受講者の方はみなさん、日常にはあまりない、自分と向き合う時間がたっぷり取れたようで、お風呂上がりのような、スッキリとした気分と顔で帰られます。最近あまり味わったことのない、自分の中にあるモヤモヤとしたモノを吐き出した爽快感と、81マスに書き出すことが出来た達成感があると思います。
実は、夢の叶えるのに重要なのはこれからなのです。81マスに書き出したことを実行しなければなりません。夢を実現するための行動は、そんなにやさしいものではないでしょう。夢の山の頂上に到達するまでに、何度も挫折があったり、心が折れそうになることがあるでしょう。そんなとき、夢の山があれば、やみくもに進むのではなく、夢の山を見て、頂上に近づく道を変更することだってできます。夢を叶えた人は、みんな最後まで夢をあきらめなかった人です。
夢の山を作る教室は、講師が話すことはなく、とても静かな教室です。今日は、3名の方が夢の山を作りに来ます。
「夢の山」というフレーズ、もうちょっとスマートなネーミングはないだろうかと考えています。いいアイデアがあったら教えてください。
中島正雄