わたしたちは、A3用紙表面カラー印刷した新聞『やさしくデジタル』を、お取引先さま、ネットショップで購入いただいた方、名刺交換した方、友だちに、毎月だいたい600通を郵送で送っています。
新聞は今月で第6号になりました。勝手に送っている新聞ですが反応気になります。この手の郵便物を手に取って開封して読んでいただくことは、とてもハードルが高いとわかっています。そこで、毎回、改良を加えています。6号から新聞に『返信ハガキ』を同封しました。郵便局の「料金後納」サービスを利用しました。返信ハガキは
郵便配達の人が来て料金と引き換えに受け取ります。料金後納返信ハガキは、多くの人の手を介した超アナログシステムです。
今現在、返信ハガキは16通返ってきました。返信ハガキが帰って来たとは、新聞が入っている封筒を開けて、新聞を取り出し、開いて見てくれたことです。ここまででもありがたいのに、さらに返信ハガキを見つけてくれて、ペンを持ち、頭で考えて、文字を書いて、そして、ポストに投函してくれました。素晴らしいです。
この返信ハガキには9マスノートだけに【なんでも9マス】という「どんなことでもいいので9マスに書いて送ってください」と9マスが書いてあります。その9マスにそれぞれの9マスを書いてくれています。感動です。時間をかけて考えて書いたことが想像できます。
返信ハガキはわたしの想像以上でした。次は、わたしたちがこの返信ハガキに答える番です。こうして、最先端のツールを使って、超アナログの人間くさいコミュニケーションがはじまるかもしれません。(中島正雄)