今日は81マスで「夢の山」を作る教室があります。18:30〜20:30の2時間です。前回参加された方ですので、夢の山が完成すると思います。もし夢の山が完成すれば二山(2ケ)めになります。どんな夢の山ができるのか楽しみです。
まだ81マスに書いたことがない方、ぜひ81マスに向かって書いてみてください。何を書いてもいいというのはとても難しいので、今だったら「どんな2023年にしたいか?」を考えで書くのはいかがでしょうか。
何もないところに書くというのも難しいことでしょう。そのようなときは、すでに書いてある”他人の81マス”を見てマネをしてください。今度わたしが出す本には事例がたくさんあります。だいたい方の81マスの中に「運」というマスがあります。
小さいマスの中にフレーズを考えて書きます。限られた文字数で自分の中にあることを言語化します。日本語と格闘することの面白さも感じてみてください。81マスが書けたら”わたしの2023年の山”を作りましょう。3D化です。
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先日、高野山別院で体験した結縁灌頂のマンダラにお花を投げる儀式について、気になっていたので会社の本棚にある司馬遼太郎さんの『空海の風景』を探しました。空海の風景は上下巻あります。上巻が赤色の表紙で下巻が青色です。会社の本棚に上巻は2冊あって、そのうち1冊は故松村寧雄先生からいただいたものでした。本の間から先生の名前が入ったハガキと先生が引いた赤線と付箋がそのままでした。わたしはしばらく、赤線が引いてあるところを探して読みました。
空海さんが恵果和尚に灌頂を受けるシーンは青色の下巻のはじめの方にありました。空海さんが胎蔵界と金剛界の二つマンダラで2回投げた花が、2回ともまん中の大日如来の上に落ちたといいます。それを見て恵果和尚が「不可思議、不可思議」というシーンです。なぜか覚えていました。
もう一つ、”この花が、どういう花であったかは、秘密儀式であるためにわからない。”というくだりがあります。わたしが体験した儀式では僧侶が、ちゃんと袋に入れて持たせてくれました。
中島正雄