深〜く考えるときは、81マスを使います。81マスに面と向かった瞬間に「こんなにたくさん書くことができるのか」と怯んでしまうこともあるでしょう。けれども、チームやグループで目標や計画を考えるときは、81マスで考えることをおすすめいたします。
81マスに書かせることは、嫌がらせでも、テストでもありません。81マスなら、限られた時間内に、自分の頭の中で考えていることを書き出して、整理することができます。初めて81マスを見た人は、ここに何をどう書いたらいいのかわからないでしょう。最初のハードルは少し高めかもしれません。そんなときは、チームやグループのリーダーが予め81マスを書いておいて、それを見せて「わたしと同じように書いてみてください」とリードするのがよろしいです。最初は他人81マスのコピーからはじめます。
目標達成シートの事例で有名な大谷翔平選手が高校一年生のときに書いた81マスも、三年先輩の菊池雄星選手が書いた81マスに似ています。これでいいのです。正方形のマスにたとえコピーでも一つ、二つと書いていくうちに、リズムよく自分が出来そうなことを考えて書けるようになります。マスがあるから書くことができます。
まずはマスに書いてみる。そうすれば、自分の頭の中にあることを言語化してマスに書くことが、自然にできるようになります。そして、81マスを全て埋めて完成したときの達成感を味わって欲しいです。そうすれば必ず自分は目標を達成するために何をすればいいのか、次の一歩がわかるでしょう。
チームやグループで81マスを書くときは、みんなで見せ合いながらワイワイやるのがおすすめです。書き上がった81マスは見えるところに貼ってください。言葉が動きはじめて何かが変わってくるでしょう。
今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
頭は心と同じです。頭の中を整理するということは、心を整えることです。81マスは大きな紙『M9notes-Z』に書くのがおすすめです。大きな紙に大きな字で書くと思考が突き抜けます。この感覚をぜひ体験していただきたいです。
9マスで振り返りとToDo3日目、続いているでしょうか?
明日その答えを書きたいと思います。
中島正雄