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マイルーチン

これから人前で話をする。これからいよいよ本番。失敗できない。「どうしよう、どうしよう」自分を追い詰める、緊張がはじまり、緊張がどんどん大きくなっていきます。こういう経験はありませんか。そんなときに、手のひらに「人」の字を書いて飲むといいと言われたことありませんか。代々伝わる緊張を乗り越える智恵の一つです。

社運がかかっている大事な商談、失敗できない式典の司会など、いつも、何回も、同じ経験をしていても、その道のプロでも、緊張はあります。そんなとき、9マスノートが役に立っています。

9マスノートを使っている営業マンは、商談前に、9マスノートを取り出し、商談で話したい(伝えたい)キーワードを書き出します。1マスに1つ、言いたいことがなくなるまで書き出します。もう書けない、埋まらないマスが出るまで書きます。言いたいことを、一度、頭の中から9マスに全部出し切るのがポイントです。すると不思議と心が落ち着いて、「これだけ伝えればいい」ことがわかりるといいます。今は、9マスノートに書き出して心を整えてから、商談に向うのが彼のルーチンです。

見た目は堂々として落ち着いて見えるプロの司会方でも緊張があるようです。司会をする前に、9マスに向かって自分のやるべきことを書き出しています。司会があるたびに、9マスには毎回、同じことを書いています。自分で自分を点検しているかのように、9マスに書き出しています。そして、書き上がった9マスをジーッと見て心を落ち着かせ、心を整えます。失敗できない緊張する本番前、9マスに書くことがルーチンになっています。

手にペンを持って、紙に書くことで心を整えることができます。これも緊張を乗り越えるための、わたしたちの智恵の一つです。緊張しそうなときの”マイルーチン”を持っていると心強いです。9マスノート書き出すというルーチン、マネてみてはいかがでしょうか。

9マスノートが無いときは、紙に9マスを書いてもよろしいです。紙が無いときは……湯川教授のマネをしない程度に。

中島正雄

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第11回「手帳100冊!書き比べ総選挙!!」はじまる

この週末、横浜から「手帳総選挙」はじまりました。わが手帳『M365』も3年前から仲間に入れていただいています。主催者は、折比嘉育郎さんが(おりひか いくお)代表とつとめる日本手帖の会。国内で入手可能な多種多様な手帳から、日本手帖の会が独自に選定した100冊を会場に展示し、参加者に手に取って自由に試し書きして頂いた上で人気投票を行うイベントです。

これから、10月に銀座、神戸、大宮、名古屋、11月には福岡、仙台、そして、12月18日に東京の結果発表まで続きます。手帳総選挙の投票は、開催しているときその会場に行けば、どなたでもできます。1人3票で投票を行います。

手帖の会が選んだこだわりの手帳が100冊並べられている光景はそれはお見事です。主催者がただ者でないことがわかります。わたしが社会人になりたのころ流行った野口悠紀雄氏の『超整理手帳』(まだ続いているだ〜とリスペクトしました)や、わたしにマンダラ思考を教えてくれた故松村寧雄先生の『マンダラ手帳』もあります。そんな中にわが『M365』も並べていただき光栄に思います。今年わたしは、3年連続で『M365』をエントリーできたことに満足しています。

ここ最近の流行りの手帳サイズは”A5サイズ”です。総選挙の100冊の中で、わが『M365』は1番大きなサイズです。今年の手帳を作るとき、わたしは『M365』をA5サイズで作ろうかと迷いました。デザインもA5サイズ用で作り上げでいました。手帳のデザインの締め切り寸前に、たまたま、M9notesが陳列してある売場を見に、北海道のコーチャンフォーさんを回りました。そのとき、わたしは、世間ではA5サイズの手帳が流行っているからといって、わが『M365』をA5サイズにしてはいけないと気づかされました。

新しい『M365』を手にして「この大きさでよかった〜」と言ってくれたお客さまがいました。変えていいところと、変えてはいけないところがあることを知りました。

なにより、今年も手帳総選挙にエントリーできることに感謝、感謝、感謝です。よろしければ、第11回「手帳100冊!書き比べ総選挙!!」にお出かけください。そして『M365』に清き一票をお願いいたします。

中島正雄

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9マスが”人生を豊かにする”と確信した日

2週間前に来年の手帳の販売をはじめたと同時に、実は、ホームページを少しリニューアルしています。ありがたいことに、毎日少し反応があります。つながりのない方からお問い合せがあったり、あまり売れていなかった「9マスノートで夢を叶える」のテキストが売れたり、ネットショップで買うよりメールかファックスで注文したいというお客さまにも出会うことができました。

お問い合わせの中に「是非今度、事例紹介で可能であれば、女性ユーザーの使い方の紹介を、その女性本人が説明頂けることを願ってます。M9ノートは、まだまだ男の世界のようで、女性のユーザーは聞いたことがありません。顔出し可能な女性で、事例紹介を頂ける方がおられましたら、松本さんとの対談のように配信されることを期待してます。」とありました。

なるほど、自分では全然気づかなかったことでした。M9notesの購入者のリストは女性と男性は半々くらいです。確かに、YouTubeにある女性の事例は、入社1年目CA(キャビンアテンダント)さんが「乗務するまでに不安をなくす」を考えた81マスの1件くらいで、あとは「パリ五輪出場」「ゴルフで100を切る」「レッドカーペットを歩く」「ノートヒット商品にする」など男性のものばかりです。

わたしの信条は、西順一郎先生に教えてもらった「直ぐやる、後で直す」なので、直ぐにM9notesユーザーの中から、カミさんにも手伝ってもらい、女性の方々に事例の提供をお願いしてみました。すると、2件、事例が届きました。事例は、M9notesに直筆で書かれたページを写メしたものでした。わたしは、日常のたわいもないコトに使われているのかと思っていましたが、その逆でした。提供してくださった方の、そのときの、筆跡からも伝わる感情が読み取れ、簡単に軽々しく紹介するのも失礼な気持ちになりました。M9notesの9マスが”人生を豊かにする”役に立っていると確信できました。いつか、この事例をみなさまに紹介したいと思います。

ということで、ホームページリニューアルをしてよかったという報告です。どうか”ホームページの「お問い合わせ」ボタンをクリックして”お問い合わせをしてみてください。わたしがお返事いたします。

中島正雄

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9マスに書いたことは実現する

手帳『M365』の表紙を開けると9マスがあります。初代の手帳にはありませんでした。初代の手帳を使っている女性経営者の方の手帳を見せてもらったとき、紙にエクセルで手製で作ったページいっぱいの大きな9マスに、今年の目標が書かれたのを目にしました。わたしは一瞬で、そうだ9マスノートを作っているわたしたちが作る手帳には、絶対にこの9マスが必要だ。こうして二代目の手帳から表紙を開けたところにページいっぱいの大きな9マスを作りました。

この9マスの使い方は自由ですが、おすすめは、手帳を使いはじめるときに、この9マスを見ながら、自分に「どんな一年にしたいですか?」と問いかけて、思い浮かんだことを言葉にして文字にして、つまり自分の頭の中を言語化して、9マスに書きます。

わたしの書き方は、まん中のマスに一年を通しての”テーマ”を書きます。まわりのマスにもそれぞれ”テーマ”を書いて、1つのマスに箇条書きで目標を書きます。目標は1つのマスもあれば、8ケのマスもあります。

わたしの”どんな年にしたいか9マス”のまん中のテーマは「質を上げる」、まわりの8ケマスのテーマは「ホームページ」「M9notes」「M365」「MBox」「研究開発」「コンピュータリブ社」ここまでは仕事のこと、あとの2つは「家族」「私」と書きました。そして、それぞれのマスに1〜8ケ箇条書きでやりたい事を書きました。公私混同です。

新しい一年のはじまり、新しい手帳を使うにときに、この9マスを書き上げる達成感、自分の頭の中が言語化され整理されたスッキリ感で、一年に向かう心構えと力が漲ってきます。

この9マスは手帳を開けるたびに目に入ります。すると何が起こるか。9マスに書いたことがいくつか実現するようになるのです。わたしが書いた目標は39ケありました。そのうち実現したのは17ケです。

わたしが9マスに書いて実現して一番うれしかったのは、写真館で家族写真を撮れたことでした。9マスに書いたことは実現します。本当です。

中島正雄

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曜日優先カレンダー

曜日優先カレンダーとは、縦軸に「曜日」、横軸に「月(Month)」がある一年間を一覧で見ることができる横長のカレンダーです。一般的な手帳にある年間カレンダーは、縦軸に「日付」、横軸に「月(Month)」がほとんどです。このカレンダーを考えたのは、マネジメントゲーム(MG)を開発した西研究所・西順一郎先生だと思います。

スケジュールには3つの法則と2つの種類があります。1つ目のは、誕生日や創立記念日、命日など日付けで決まるスケジュール。2つ目は、毎週月曜日の朝とか、隔週の金曜日とか、毎月第2火曜日に開催とか、曜日で決まるスケジュール。3つ目は法則なしで決まるスケジュールです。そして、決まっているスケジュールと決まっていないスケジュールです。

新しい手帳の来年の曜日優先カレンダーに、今年のスケジュールを見ながら書き込みます。曜日優先カレンダーは、西先生がMG研修を毎月第2土日に開催することを簡単に意思決定するために編み出したカレンダーだと思っています。だから、1月の第2土日は何日で、2月は、と月間カレンダーをめくりながらスケジューリングするのではなく、ものさしを曜日優先カレンダーの第2土曜に当て、マーカーペンで線を引くだけで一年間のスケジューリングが出来てしまいます。調整は後ですればいいので、あまり頭で考えない省脳なスケジューリングです。

書き込まれた曜日優先カレンダーを俯瞰して見てみると驚きがあります。カレンダーに書き込まれたスケジュールが、リズミカルで美しいことに気づきます。

次に気づくことは「あれ、休みがない」ということでしょう。最初にいつ休むかを決めるということもスケジューリングだと気づきます。

ということで、最後に曜日優先カレンダーのヘビーユーザーの名言を引用して「曜日優先カレンダーはページをまたがないで一覧で俯瞰して見るのがいい。なんか自分をコントロールできる気がする」。

来年の手帳『M365』の曜日優先カレンダーは改良して、文字の大きさ、書き込めるスペースも十分とって、見開きで一年間を俯瞰して見せることに成功しました。いかがですか、この素晴らしいカレンダーでスケジューリングしてみたくなったでしょう!

中島正雄

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一年間を一目で見られる手帳

わたしたちの作った手帳『M365』のヘビーユーザーの税理士さんがいます。だいたい手帳には自分にしかわからない、他人が知る必要のない、公私の込み入ったことが書いてあるもので、他人に見せるために書いているものではないでしょう。そこを図々しく「手帳を見せてくれませんか」とお願いしてみる、「いや、ちょっと見せることができません」という答えはまともで正しい。だから手帳の書き方の事例はヘビーではないと思います。わたしが見せて欲しいとお願いしたのは、手帳を覗き見したところ、月間カレンダーも1日詳細カレンダーにもギッシリ書き込まれていたからです。こんなに『M365』使い込んでいる人をはじめて見た感動がありました。

そんなヘビーユーザーが、来年の手帳は出来ましか〜と、わざわざ神保町まで手帳を買いに来ました。出来立ての手帳を彼に渡すと、その場で早速広げで、わたしの目の前で、右手にペンを持ち、左手はスマホを操作して、新しい手帳にスケジュールを書き込みはじめました。わたしは思わず「凄いですね〜」と、するとヘビーユーザーは「書いておくと安心するのです」とニコニコして答えました。驚きと感動です。わたしは手帳というモノを売っているけれど、それとは違う何かを提供しているのではないかと感じました。

手帳にはだいたい、年間カレンダー、月間カレンダー、1日詳細カレンダーとフリーページがあります。新しい手帳を広げると年間カレンダーに、まず、何よりも大事な家族の用事を書き込みます。誕生日、記念日、子どもの運動会。次に、毎年ある恒例行事、参加するかしないか決まっていないイベントを書き込みます。あっという間に来年一年の週末が埋まってしまったようです。

新しい『M365』の年間カレンダーを改良しました。一年間を一目で、一覧で俯瞰して見られるようにしました。流石、ヘビーユーザーはこの改良に気づきました。「これはいい。すごい。一年間を一目で俯瞰し見られる。なんか自分をコントロールできるような気がします」。名言です。彼が『M365』でスケジューリングしている姿にわたしはしばらく見惚れてしまいました。

中島正雄

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“好評でしたので今年も差し上げたいと思います。”

「『頂きましたスケジュール帳は、会社で自己管理用のスケジュール帳として使用しております。とても使いやすいです。特に、月間ブロックカレンダーと1日詳細カレンダーに色々記入しておりますが、一目でスケジュールの確認ができるところが素晴らしいです』と好評でしたので今年も差し上げたいと思います。」

お洒落な先生からメールが入りました。わたしたちが作った手帳『M365』の注文です。わたしたちの商品が、わたしたちを知らない人に評価され、とても使いやすいとよろこばれている、こんなにうれしいことはありません。しかもプレゼントに使っていただきました。

『M365』の「M」は、いいアイデアが浮かぶように指先を器用に使ってページ”めくる”のMです。『M365』はページをめくりたくなるようなデザインなのです。「指先を使って紙をめくる所作を忘れていませんか」。とメッセージを込めています。「365」は日付の入った正方形のマスが365ケあるから。『M9』は9マス、『M81』は81マス。正方形にこだわった『M365』を使ってスケジューリングすると、会いたい人に会えたり、目標を達成し自己実現することができたり、人生がますます豊かになります。

いただいたメールにあるように、『M365』は見開きで月間カレンダーと1日詳細カレンダーが一目で見ることができます。こんな手帳があったらいいな〜とわたしの知るところ超右脳人間のピアニストの秦万里子さんと話していたら「だったら作っちゃえばいいじゃん」、「ページを半分取っちゃえばいいんじゃない」のつぶやきからモックアップを作り、出雲にある日本一の手帳メーカーの工場に持ち込みました。工場長の頭を8ヶ月も悩ませて、『M365』は2019年9月9日に誕生しました。

今年で3年目。お客さまの声を聞いて毎年少しずつ進化しています。わたしたちの商品が誰かの人生の役に立つことができると思うと、手帳『M365』を作って本当によかったと思います。

中島正雄

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諦めたらそこで試合終了だよ

スラムダンクでもっとも有名な安西先生の名言です。湘北高校3ポイントシューター三井寿の物語です。三井選手は中学時代スーパースターでした。県大会決勝、残り12秒で1点さで負け、しかも相手ボール。キャプテンの三井選手は仲間に「絶対勝つ!」と強がったものの、もう勝てないと思っていたようです。そこで三井選手がパスをカット。カットしたボールはコートの外へ、三井選手はボールを追って来賓席へ突っ込みます。倒れている三井選手の前に、ボールを持った安西先生が立って、三井選手にボールを渡すときかけた言葉が「諦めたらそこで試合終了でだよ」です。その言葉をもらった三井選手は再びボールをカットして残り2秒で逆転シュートを決め52ー51で優勝しました。名シーンです。

スラムダンクを読んだことがある人ならば、自分にあきらめたくなるシーンが来たとき、安西先生のこの言葉を思い出し、ネガティブに向きかけている気持ちを、ポジティブに変えたことがあると思います。

わたしがヘッドコーチをしている小学生のバスケットボールチームの試合がありました。1Qが終わって0ー21でした。子どもたちは暗いムード。もちろん、わたしの頭の中に安西先生のあの名言が降りてきています。2Qの子どもたちに向かって「まだまだ、さぁ逆転するぞ、頼んだぞ〜」と明るく言ってはみたものの、どこか嘘っぽい感じです。子どもたちは諦めていませんでした。2Qは21−21の同点に、3Qになると、子どもたちの顔は明るくなり自信満々の感じに。試合は37−34で見事逆転勝利したのです。わたしは勝利を諦めかけた自分が恥ずかしかったです。

オリンピックで出場した選手のインタビューがあります。多くの選手から「◯◯さんのおかげで、諦めないで続けてることができました」という言葉を聞くことができました。そして、最後に支えてくれた方に感謝の言葉がありました。オリンピックは「諦めなければ夢は叶う」を証明しています。最後は気持ち、気持ち、気持ちが大事。わたしは夢の実現をサポートする安西先生になりたい

中島正雄

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やさしくデジタル

ふと思い出してモノ探しをはじめてしまいました。どうしても見つけたい写真を思い出してしまいました。仕事の手を止め、引き出しにある過去20年分のハードディスクを片っ端からパソコンにつなぎ、写真を一枚一枚見て探しはじめてしまいました。根がつきたのか、集中力が無くなったのか、ここには無いのか、とうとう探し出すことができませんでした。思いついたわたしが悪いのだけれど、時間を返してといいたい。こんなことが一年に何回かあります。

全く予定外のこの作業にいいこともあります。ネットの検索と違って自分の身の回りのモノを探すというのは超アナログの作業です。探しモノの手がかりをみつけながら、次々にファイルを見ていく作業。突然、探していない懐かしいモノを見つけたりします。すると少しそっちらに寄り道をしてしまいます。過去の自分を見ていろんな事を思い出して考えてしまいます。それはそれで、ちょっとうれしい気持ちになります。

2007年1月9日、アップル社が社名を変えスマートフォン(以下スマホ)を販売するようになってから、世の中に”検索の世界”が広がっています。超高性能のコンピュータがポケットの中に入り、人々は手のひらの上で何でも済ませようとしています。だけれど、最近、そのスピードと便利さに人間がついていけていないことに気づき出してしるのは、わたしだけではないと思います。

デジタル化で写真の枚数は確実に増えているでしょう。大量のファイルの中から探し出すのは、個人のレベルでも人間の能力をはるかに超えています。自虐的にはなっていないつもりだけれど、不便と思えるアナログが人間の体に合っていると思います。これからもこのようなことは何回もあるに違いないが、やり方を変えることは、きっとできないだろう。それが、やさしくデジタルなのです

中島正雄

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ますます人生を豊かにする

わたしにマンダラを教えてくれた故松村寧雄先生の決め台詞は「ビジネスと人生を豊かにするマンダラチャート」でした。リズム感もあるいいフレーズ。わたしの場合は金儲けが上手くないのでビジネスとは言えないと思い「人生がますます豊かになりますように!」と言っています。まだ先生のようなリズム感が出ません。

「人生を豊かにする」とはどういうことだろうか。シンガーソングライターの谷村新司さんの本「夢創力」の中に「素敵な人との出会いは人生を豊かにしてくれる」というフレーズを見つけました。人との出会いは後から思うと、なんであのタイミングでとドラマチックなことがあります。自分では考えもおよばなかった思いがけない展開に発展することもあります。森信三さんの「人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に。」という言葉が頭によぎります。出会いは確かに人生を豊かにします。

最近、人生を豊かにすることを見つけました。長男の友人が「9マスノートのあり方」というタイトルでA4用紙5ページのレポートを送ってくれました。読み応えがありました。その中で「自己表現」というフレーズがたくさんありました。彼の人生を豊かにしているのは、自己表現することでした。「自己表現は、人間が生きている中で最も大切な欲求である。それは人それぞれ違いがありますが、必ず実現したい物事は1つや2つ各自持っている」。30歳になろうとしている彼は、自分ではどうすことも出来ない大きな力に何度も襲われながら、時代やナショナルカラーに翻弄されながら、それでも目の前の困難をかき分けて前に進んで来たオーラーがレポートにありました。自己表現できることは確かに人生を豊かにします。

今度は頭の中には、高橋佳子さんの「三つの幸せ」のフレーズが頭の中に浮かんでいます。もらう幸せ、できる幸せ、あげる幸せ。まだわたしは、もらうだな〜と。まん中のマスに「人生を豊かにする」と書いたなかなか埋まらない9マスが一つ埋まって興奮しています。

中島正雄