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夢は叶えてもらう

先日、神戸でお世話になっている方に「中島さん夢を叶えましたね」と言われ、「?」何のことだろうと考えてしまいました。「ナガサワさんの売場にM9notesを並べることができましたね」と。2年前、神戸に行ったとき、神戸三宮の文具一番店の”ナガサワ文具センター”の売場に連れて行っていただき、担当者の方を紹介いただきました。そのときわたしは、いつかこの売場に商品を並べたいと強く思いました。わたしはその気持ちを、自分では気づかないうちに、いろんな人に話していたのかもしれません。

わたしは、「9マスノートで夢が叶う」と言ってM9notesを販売しています。「夢が叶う」というフレーズに敏感になっています。そして、わたしが今たどり着いたのは「夢を叶える第一歩は、頭の中にあるぼーっとした夢を、言葉にして文字にして紙に書き出し、目に見える確かな目標に変えること」です。妄想を理想に変えます。このとき、3×3の9マスに書くのがベストなのですが、どうして9マスがいいのは、次の機会に説明します。

頭の中にある目に見えないことが、言葉にして文字になり外に出ると、一人歩きをはじめます。言葉は言霊といって魂を持っているといいます。夢が言葉になり外に出ると、わたしの分身たちが夢を叶えようとして、いろんな所に行くみたいです。そして、わたしの夢が、夢を応援してくれる人のところに届いたり、夢の実現を手伝ってくれる人を集めたりして、わたしの夢を叶えてくれます。夢を言葉にして書き出すと、そういうことが起こります。

だからね、自分のことを紙に書くのは重要なのです。紙にペンで文字を書くことは、機械も電気も要りません。特別なことでもありません。人間だれもが持っている能力を思い出して使うだけです。

わたしの身の回りに起こることを見ていると、夢は自分で叶えるのではなく、まわりの人たちに叶えてもらうのだと思いました。それには先ず、夢を紙に書くことです。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
M9notesで夢を叶える人を増やしたい!
夢を叶えて人生を豊かにする人を増やしたい!
言葉にしたので、この夢もきっと叶います。

中島正雄

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八角錐

ワークショップの制限時間に合わせて、90分で夢を視覚化できるように考えました。わたしは、時間が短いということで単純に、本来の9マス×9ケの81マスを、9マス×4ケ+5マスの41マスにしました。そして、41マスで、手のひらに乗る縦横高さが8cmの四角錐の夢の山を作るワークショップを考えました。それを先日、神戸で実施しました。改良の余地はあるけれど、良かったのではないかと思っています。けれどわたしは、どうしても81マスを41マスに減らしたことに引っかかっています。

四角錐の4つある山の斜面には、2cm×2cmのマスが9ケあります。4つの9マスに書き出したフレーズの収まりがいいので、作っていて気持ちがいいです。これが、81マスになると、単純に考えただけでもマスの大きさが2cmから1cmの半分になり、その中に文字は書くのは困難です。ならばどうするか。斜面をば四角錐を倍の八角錐にしてみてはどうだろうかと考えました。

わたしは、会社に向かう電車の中でメモ帳に手書きで図面を書き、会社に着いてパソコンの”イラストレータ”で図面を書いて、プリントしてカッターで切り、八角錐を組み立てようしました。これが組み上がりません。山になりません。ネットで調べると、そう簡単に出来るモノではないと知ると、こうなったら出来る人に頼むしかありません。友だちを探しました。設計できる人、図面が描ける人、わたしがお願いできる人、一人いらしゃいました。大先輩の木原正勝さんです。

こちらから突拍子もないお願いをするのにメールでは失礼かと思いましたが、メールにしました。直ぐに返事が返って来て、そのあとまた直ぐに紙で作った八角錐の写真が送られて来ました。すごい、こんなに早く。さすが木原さん。わたしが実物を見たいと言うと、明日持って行くとおしゃいます。

木原さんと神保町の事務所で、木原さんの作った八角錐を見ながら打ち合わせをしました。試作品第1号は、わたしが斜面に2cm×2cmのマスを9ケ入れたいと言ったものですから、斜度のキツイ尖った高い山でした。その八角錐と何故か机の上にあった富士山の模型を見て、木原さんは「富士山は美しいね~」と言いました。「このくらいなだらかだと登りやすそうだね~」と……

次の日の朝、木原さんからメールが届きました。メールには3つの八角錐の写真があります。できればA4サイズの紙で作りたいという要望も加わり、手のひらに乗るサイズ10cm×10cm×10cmに収まった八角錐が並んでいます。「どの高さがよろしいですか?」今度はわたしが木原さんの所に行きました。

素晴らしい!木原さんの作った八角錐には、富士山の美しさも加味されていました。この美しい山なら登りやすそうです。この山に夢を書いたら叶いそうです。木原さんありがとうございます。八角錐の裏に「with M.kihara」と入れさせてください。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
美しい八角錐の夢の山が出来てとてもうれしいです。早くどこかで作ってもらいたいです。
登りやすいと山の形とは、流石、木原さんです。

中島正雄

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タダからの手紙

わたしが、長坂是之(ただゆき)さんから頂いた本は、ちょうどわたしが生まれたころ、25歳の長坂さんがヒッチハイクで1964年から2年間かけて、ヨーロッパ→アフリカ→アジアの40カ国を旅したノンフィクションでした。わたしは、その本を8ヶ月もかけて読みました。わたしはものすごく感動して、感想というか、感動をコラムに書きたところ、長坂さんからメールをいただきました。長坂さんは道中、タダと呼ばれていました。タダからの手紙です。

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お忙しい中、拙著を丁寧に読んで頂き素敵な感想をありがとうございます。
楽しく読んで頂いて嬉しいです。

ヒッチハイクの旅先で私が感激したデキゴトを一つひとつ丁寧にアップして頂きありがとうございます。

四国遍路の途中で私との出会いは、
石手寺の近くの実家でした。

プロローグの文章は、
二〇一九年八月、長い夏の日が落ちかかった夕暮れ時、菅笠をかぶり、杖を持ったお遍路姿の男性が、四国遍路にいた。

「一人の日本人の消息を探しています」

「昔、ナイル河をカヌーでイタリア人と旅をした人をご存じないでしょうか」

ケニアで報道写真家として活動する千葉康由さんが、イタリアの友人に頼まれて、四国遍路の途中、私を捜していたのだ。そして、四国遍路五十一番札所「石手寺」に近い一軒の家の門の前に立った。

「『二人のナイルの旅を記録したスライド』を預かって来ています」

私は、一九六四年から二年間の放浪の旅の道中、たまたま出会ったイタリア人のグラウコウと二人でナイル河をカヌーで下った。

日本へ帰った後、手紙のやりとりをしていたが、ある日、送った手紙が戻ってきた。彼との音信が途絶え、その後も、手紙が届くことはなかった。

二十年、お互いにもうこの世にいないものと思っていた。

しかし、ケニアで同じ写真家として仕事をしているグラウコウの息子さんが、千葉さんの、四国遍路を知り、「父の友人の消息を探して欲しい」と依頼した。

となっています。出版の時の校正原稿です。

グラウコウの消息を届けてくれた千葉廉由さんは、この時は知らなかったのですが、世界で活躍する報道写真家で2019年の世界報道写真大賞を受賞されました。

千葉さんが預かっていたのは、『二人のナイルの旅を記録したスライド』です。

千葉さんは、若い時に朝日新聞の松山支局に勤務していました。グラウコウとの連絡が途絶えた以前の私の住所を歩き遍路の途中、訪ね歩いて、石手寺の近くの実家を訪ねて来られました。そこに住んでいた妹からの電話で千葉さんと会うことが出来ました。             
千葉さんが預って来たスライドは、グラウコウが作成しました。

色々ありがとうございます。

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時空を超えた旅。
こんなことがあるのです。
旅は情け。人間万歳!

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
長坂是之さんの本『ヒッチハイクとアルバイトで40ヵ国の旅 一九六四年に僕が見た世界』(文芸社)です。
いつか長坂さんに東京で講演をしてもらいたいと強く思っています。
9マスに書いたことは実現します。
長坂さん、また書いてください。

中島正雄

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人間万歳

こんなことってあるでしょうか。
2019年8月、夏の暑い日。四国八十八ヶ所、五十一番札所「石手寺」での出来事です。

白装束姿の男性が、
「一人の日本人の消息を探しています。」
「はい。」
「昔、ナイル河をカヌーでイタリア人と旅した人をご存じないでしょうか?」
「えぇ……」
「二人のナイルの旅をしたときの写真を預かっています。」
白装束の男が写真を広げて見せる。
「ここに写っているのは、1964年のわたしです。」
「……」

まるで、ミュージカルのはじまりのシーンのようです。
これは、タダこと長坂是之(ただゆき)さんの本当にあった出来事です。この出来事をきっかけに50年前に出版した、2年間で40カ国をヒッチハイクで旅した記録の本に加筆・修正を加えて再販しました。

カバン一つ背負って道路に立ち、道ゆく車を止めてタダ(無料)で乗せてもらい旅をすることをヒッチハイクといい、その旅人のことをハイカーという。日本で有り得ない無いかもしれません。タダの本の中から「ハイカーが旅する目的は、ほとんどあってないようなケースが多い。何故、暑い最中、道に立って車を待つのだ。ただ単に目的地に着くまでのヒッチが、目的である場合が多い。」

60年前のヨーロッパ、アフリカ、アジアの旅でタダは初めて会う異国の人たちから、日本では経験できない、現実とは思えない親切を受けます。フィンランドで皿洗いの手伝いをしたら、皿いっぱいのソーセージを食べさせてくればおばあさん。訪れる度に好きになったパリ。村人たちが、絶えず気を使っていつのが、自然に伝わって来たナイルの人たち。タイの女性は小柄で美しいこと。

タダの旅の様子を知り、どこの誰かも、ましてや何人かもわからない、しかも、風呂も入っていない汚い服の若者が道に立っていたら、わたしはその人を歓迎して車に乗せることができるだろうか。ましてや、食事を振る舞うことができるだろうか。

それにしても、1965年にナイル河で撮った写真を、2019年のこの時代に、四国のお寺で見せられるとは夢にも思わなかったに違いありません。

正に「旅は情け」、そして「人間万歳」。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
お遍路さんの旅でこのようなことが起こった。これは空海さんの仕業ではないだろうか。この世の中の出来事は”一切は空”という声が聞こえています。

中島正雄

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マンガ、オータニ、アキハバラ

8ヶ月かかって、長坂是之(ながさかただゆき)さんからいただいた厚さ2cmの本を読み終えました。この本のタイトルは『ヒッチハイクとアルバイトで40カ国の旅ー一九六四年に僕が見た世界ー』(文芸社)、帝国ホテルのホテルマンだった25歳の長坂さんが、1964年から2年間かけてヨーロッパ、アフリカ、アジアの40カ国を旅したドキュメンタリーです。わたしは、この本を読み始めるとあまりにも面白くて、本の中に引き込まれ、長坂さんと一緒に旅をしているようで、本を読み終えたくありませんでした。

この本には、わたしのテーマの一つ「日本人」がありました。長坂さんの本の中から引用して

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僕が一番感じたのは、知らない人への挨拶。西欧では、知らない人でも出会ったら、「ハロー」とか、朝なら「グットモーニング」とか挨拶をする。日本人は、それができない。これは、見習うべきだと思う。
僕が、世界のどこの国でも受けた最恵国待遇。ヨーロッパでの興味の歓迎、アフリカでの最も優秀な有色人への憧れ、アジアの国々が示した経済大国日本への尊敬……。しかし、彼らは日本のことを、芸者、柔道、ソニーくらいしかしらない。
世界の田舎者になるのなら、いっそ、そのベールをはがさない方が良い。

ーーーーー

さて、日本人のベールは、はがされてしまっただろうか。日本は変わっても、日本人は、わたしが生まれたころとあまり変わっていないと思います。もし生まれ変わるとしたら、日本人に生まれ変わりたいという人が多いらしい。日本人のところだけ行列が出来ているといます。だから日本人は並ぶのが上手。日本人に生まれてきてよかった。マンガ、オータニ、アキハバラ。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
長坂さんとわたしは、ニフティサーブのユーザー数が100万人を超えたパソコン通信全盛期に、パソコン教室で知り合いました。そして、また9マスノートで再開しました。長坂さんのこの本は本当に素晴らしくて、わたしは長坂さんに今すぐ会って、話をしたい気持ちです。子どもたちに読ませたい本です。

中島正雄

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ウォーミングアップ

ワークショップで9マスに書く前に30分間、頭をほぐすウォーミングアップをやります。今あるメニューは「自己紹介ワークシート」で、9マスで「自己紹介」を考えて、作り、発表します。自己紹介ならば、誰でもできるし、他の人とも違って当たり前、どなたでも名前だけでも書くことが出来ます。

9マスで自己紹介を考えるのは、わたしがよくやっていることでもあります。セミナーや交流会で予告なく自己紹介する場面があります。わたしの順番がだんだん近づいて来ます。そんなとき、9マスに言いたいことを書き出して、整理をして、スピーチします。これがなかなか使えます。

9マスの1マスに一つ言いたいことをフレーズで書き出します。9マスあるから9ケ書くことができます。しかも、早く考えることができます。こういうとき、9マスノートが無くても、テーブルにあるナプキンや割り箸の袋を開いて、そこに9マスを書いて考えてもいいのです。9マスはシンプルで万能です。魔法の9マス。マジック9。だからM9なのです。

2007年1月9日、スマホの登場以来、残念なことに、わたしたちは指先を器用に使わなくなってしまいました。指先はガラスの面をなでるだけで、字を書かなくなってしまいました。

自己紹介ワークシートの右側には400字の原稿用紙があります。400字を読むとちょうど1分です。マスはやや小さめです。わざと小さくしています。原稿用紙に左側の9マスに書き出したフレーズを使って自己紹介の文章を作ります。小さい1マスに1文字ずつ、指先を器用に使って書いて行きます。

紙に書く手書きの文字は便利です。直ぐに文字を大きくも小さくもできます。パソコンやスマホの何十倍も優れています。こうして、考えながら文章を書いて行きます。400字を書くには10〜15分くらい必要です。これがパソコンやスマホだったら半分の時間で書けるでしょう。

でも、手書きのスピードは、わたしたち人間の考える早さに合っているのです。パソコンやスマホは速すぎます。自己紹介ワークシートに書きながら、頭がこのことに気づくことができます。この考えるスピードを思い出すためのウォーミングアップです。

さあ、頭がだいぶほぐれました。
それでは、自分の夢を9マスのまん中のマスに書いてください。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
先日の神戸のワークショップに参加してくれた京都の方からM9notesの注文がありました。なんとうれしいことでしょう。「あれから日常的に9マスを使って思考を整理するようになり、マスを埋めることで達成感が得られて、嬉しい日々を送っています。」のメッセージもいただきました。また一人、右脳に9マスのプラグインが入ったようです。

中島正雄

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名簿のお蔭

わたしの名簿には、友だち、お客さま、知人、親戚、名刺交換した方など顔と名前が思いだせる方と、サポートセンターやまた行ってみたいと思ったレストランや、最近では、ネットショップで購入いただいた方、こちらは会ったことのない方が一つの名簿に混在しています。

新聞を送るために、この名簿に1列追加して、名簿を見ながらこの人には送ろうと思いば「1」と入力し、サポートセンターやレストランは送らないので何も入力しない、そして、宛先不明や受取拒否などで戻ってきたり、メールで配信不要を告げてきた方の名簿を削除したりという作業をします。新たに名刺交換した方や、新規のお客さまの名簿を追加して、最後に「1」の列を合計して、今月の通数を算出しています。こうして、わたしは毎月一回は名簿をメンテナンスしています。

25年前、わたしが起業したときに、マネジメントゲーム開発者の西順一郎先生から「マイツールで名簿を作って新聞を出しなさい」とアドバイスをもらいました。わたしは途中、やったり、やらなかったりですが、今もこうして新聞を出しています。

名簿を一行一行見て「1」を付ける作業は、一行一行、まるで一人一人と会っているようです。その人の顔を思い出し、より頑張ろう!役に立ちたい!と前向きな気持ちなります。コンピュータリブ社が営業できているのは、この名簿にあるみなさんのお蔭だということを気づかせてくれます。西先生は本当に良いことを教えてくれまた。わたしは、マイツールで名簿を整える時間が大好きです。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
名簿はマイツールしかない。
マイツールは名簿だけでいいのではないだろうか。
先月の戻りは4件でした。戻り率0.7%

中島正雄

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ワークショップ試行中

4月1日(土)11:30〜13:30と15:30〜17:30の2時間・2コマのワークショップの機会を神戸ナガサワ文具センターさんにいただきました。わたしが考えたのは、受講者に9マスを使って頭の中にある見えないモヤモヤとした夢や想いを、言葉にして文字にして紙に書き出し、目に見える確かな目標にしてもらうことです。そうすることで、受講者の方は、自分は次に何をすればいいのか、次の一歩がわかります。夢に近づく行動を開始するワークショップ。妄想を理想に変えるワークショップ。夢を視覚化するワークショップです。

そんなことを言っても、設定された時間内に、受講者に何か成果物を持って帰っていただきたい。持ってかえるならば夢の山がいい。そこでわたしは思い切って、今回は9マス×9ケの81マスから、半分の9マス×4ケの36マス+まん中5マスの41マスで夢を考えることにしました。夢の山のピラミッドの四角錐も、1つの斜面に9マスで収まりがいいのです。

最初の30分はウォーミングアップ。9マスを使って自己紹介を作ります。A4用紙を横に使って、左に9マス、右に400字のマスがあります。まず9マスを使って自己紹介を考えます。マスには「今までしてきたことは何ですか?」とか「自分のことを数字で説明してください」などの質問が書いてあります。1マス30秒で書きます。だいたい5分で9マスが完成します。次に、10分で左の9マスを見ながら、自己紹介スピーチ用の文章を400字で作ります。そして、1分で自己紹介のスピーチをします。手は第2の脳と言われるように、指先を器用に使ってもらうために、右にある400字のマスは、わざと小さくしてあります。これで、だいぶ頭がほぐれたと思います。

残り90分で夢を視覚化します。これまでの経験で9マス×9ケの81マスで夢を書き出すには時間が足りません。そこで、今回は半分の9マス×4ケ+まん中5マスの41マスで考えることにしました。わたし思い切りました。2回のワークショップで5名の方が体験しましたが、みんな、だいたい1時間で、全てのマスに書くことができました。そして、10分で4つの9マスをピラミッドの4つの斜面に書き写し、夢を立体化することができました。

最後の10分で参加者の方に感想をスピーチしていただきました。日常生活では、たとえ10分でも自分のことを考える時間はなかなか作ることができません。今日は久しぶりに自分のことを考えることができました。自分の頭の中にあることを書き出して、整理することが出来てスッキリしました。頭の中にあったことが手のひらに乗る大きさのピラミッドの山になり、面白かった。とみなさん言われました。わたしも楽しかったです。

参加者の方は、きっと次に自分は何をすればいいのかわかったと思います。
紙に書くことは排泄。紙に書いて忘れる。マスがあるから書ける。言葉は言霊。言葉は一人歩きする。マスに書いたのは夢に近づく行動。夢に近づく行動を努力という。努力を積み重ねることをベストを尽くすという。夢は他人に叶えてもらう。あきらめなければ夢は叶う。

9マスに書くことは考える技術。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
ナガサワ文具センターのみなさま、ワークショップを手伝ってくれた、武田如来、小塚恵一さん、ありがとうございました。

中島正雄

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M9カード

毎週金曜日の昼は、松本さんとYouTubeライブの後ランチに行くのがルーティンになっています。そのときに交わした、たわいもない話の中から、わたしは出版することができたり、ごく稀に新しい展開が生まれることがあります。

松本さんは紙屋ですから、いつも、紙の良さを広めたいと考えています。この日は、松本さんがボードゲームのクリエータに会いに行った話になりました。ボードゲームとは、紙で出来ているゲームです。なんと新商品が年間2000種類も出ているらしい。よく知られているのは人生ゲームやモノポリー、かるた、UNOやトランプもそれに入ります。目の付け所が松本さんらしい。

わたしの悪いクセは、お金のことを考えずに、すぐに自分でも作りたくなることです。そう思うとドンドンアイデアが湧いてきます。わたしは今、M9ノートの研修を考えているところです。研修にするには2時間とか90分の枠内で一定の成果物があるとやりやすい。そこで、81マスを41マスに減らして、考える時間を減らして時間内に収めることを考えています。もしゲーム感覚で考えることができたら、時間内に81マスが出来るかもしれないとアイデアが湧いてきました。

例えば、「新商品開発」について考えたいとき、「新商品開発カード」のカードを持ってきます。カードはトランプのようで100枚あります。よくきって目の前に置きます。カードを一枚めくります。カードを見ると「自社の強みは何ですか? 81マスのタテ5・ヨコ8のマスに書いてください」と書いてあります。

マスに書いたら次のカードを引きます。「広告宣伝はどうしますか?タテ7・ヨコ2のマスに書いてください」。書いてまた引きます。たまには「コーヒーブレイク」のカードがあったりして、カードをめくってマスに書いていくうちに、81マスが埋まるます。いかがでしょうか。

カードは、「夢を叶えるカード」「目標設定カード」「旅行計画カード」「問題解決カード」「問題を見つけるカード」「終活カード」「受験カード」「イベント計画カード」「ポジティブになりたいカード」「起業したいカード」「フルマラソンに挑戦するカード」「童話作家になりたいカード」などがあったらどうだろうか。

ユーザーはゲーム感覚で深く考えることができてよろこびます。松本さんは紙が売れてよろこぶでしょう。わたしは9マスノートで役に立てればうれしい。三方よし。商品化決定!

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
先日の秦万里子さんの歌の題名は「真剣はカッコいい!」にしますと連絡がありました。曲が先だったのか、歌が先だったのだろうか。

中島正雄

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真剣はうつる。

わがM9notesチームのメンバーの一人、プロの音楽家の秦万里子さんが、WBC野球に感動して、いてもたってもいらせず歌にしました。そして、Facebookで歌っていました。最高!

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1)勇気もらった/「諦めない」って大事/野球を好きになった/知らないこと/知らない人/知らないことだらけだった/わかったことは 真剣って楽しいこと/大切なこと教えてくれた WBC/なんだ、そうだったんだね、世界は楽しいんだね。

2)笑顔もらった/「好きなこと」って大事/ユニフォーム欲しくなった/初めての場所/初めての選手/どこにあるんだマイアミ/わかったことは 真剣ってかっこいいってこと/大切なこと教えてくれた選手たち/なんだ、そうだったんだね、世界っていいもんんだね/

3)夢中になった/「応援」って大事/ドキドキが止まらなくなった/素敵な笑顔/素敵な雄叫び/素敵な空振り、フライ、バント/わかったことは 真剣って自分にもできること/大切なこと教えてくれた 侍ジャパン/なんだ そうだったんだね 世界は仲良くなれる

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真剣は楽しい。
真剣は格好いい。
真剣は自分にもできる。
真剣はうつる。
真剣は感染する。
一生懸命は広がって大きくなって勇気になる。

自分は今ここで何ができるか。
準備は出来ているのか。
と神様に聞かれているような気がしました。

プロから学んぶことは多いです。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
秦万里子さん流石プロです。
WBCの名勝負、決勝戦、2アウトでトラウト選手vs大谷翔平投手。
あの場面を振り返って大谷選手のコメント「感謝が緊張を超えていた」。
「感謝」というフレーズ、大谷選手が高校一年のときに書いた81マスの中にちゃんとありました。
あの場面、感謝の積み重ねを使うことができたんだね。

中島正雄