10月5日、今日はあのスティーブ・ジョブズ氏の命日です。どうして、この日を覚えているのか、わたしは、ジョブズ氏のセンスが好きだったからだと思います。それは、ジョブズ氏がコンピュータやスマホやiPadを作ったこともありますが、ジョブズ氏が”仏教”を好きだったことにあるのかもしれません。
ジョブズ氏のアップル社の製品を買うと、アップルの”りんごのロゴ”のシールが1枚ついています。このセンスが好きです。わたしのこの文章は、ジョブズ氏が最後に作った”iPad”で、アップル純正のキーボードを使って書いています。キータッチが実に見事です。わたしは、iPadを見たとき、コンピュータ歴史博物館で見た、アラン・ケイ氏が作った『ダイナブック』(ダイナミックメディア機能を備えた「本(ブック)」のようなデバイス)の厚紙で作られたモックアップだと直ぐにわかりました。流石、スティーブ・ジョブズ、ついに作ったんだ。
今、わたしがジョブズ氏のことで最も興味があるのは、「ジョブズ氏と仏教」のことです。このことについては、柳田由紀子さんの『宿無し弘文 スティーブ・ジョブズの禅僧』の素晴らしい本があります。ジョブズ氏が亡くなって10年以上たった今も『芸術新潮2022年10月号』で「風狂、スティーブ・ジョブズが愛した日本」というタイトルでジョブズ氏のことが取り上げられています。
ジョブズ氏と仏教の関係は、ビートルズのジョージ・ハリスンにあると思います。ということで、映画『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』を観に行くスケジュールを『M365』にしているところであります。
どうしてわたしがスティーブ・ジョブズ氏を好きなのか、もう一つの理由は、誕生日が同じだからです。2月24日です。ジョブズさんは、わたしのちょうど10ケ上です。
中島正雄