インターネットで紙を販売している松本友さんが最近、「万年筆のインクを買うと紙が売れる。会社の売上が上がる」「だから万年筆のインクを買っています」と言います。松本さんは、ものすごい法則を見つけたものです。この世に起こることに偶然はありません。お釈迦さまの教えです。お釈迦さま教えに”因縁”があります。この世に起こることすべてに、原因があり結果があるという教えです。原因があって結果があります。原因がなければ結果はありません。結果だけあるということもありません。ということで松本さんの場合も偶然ではなく必然なのでしょう。
今年から、わたしたちが作っている手帳『M365』の手帳セミナーをはじめます。”使い方は自由”というのは意外に不自由なものです。そこで、わたしたちは手帳の使い方のセミナーを開催して、わたしたち開発者の思いをユーザーに伝えたいと考えました。そうすることで、ユーザーのみなさんが迷いなく、そして、気持ちよく手帳を使えるのではないかと思ったからです。
わたしは、手帳セミナーで手帳の使い方に加えて伝えたいことがあります。それは、「書いたことは実現する」ということです。手帳『M365』の表紙を開くと”今年の目標”を書く9マスがあります。熊谷さんがそうして使っているのを見て2022年版から導入しました。わたしの経験ですが、この9マスに書いたことがかなりの確率で実現しています。理由は、書いたから実現したと言うしかありません。自分の中から出た言葉を文字にして紙に書くというのは、一見当たり前のようで、簡単なことのように思いますが、ものすごいことなのです。わたしたちは、まず、そのことに気づきたいです。スマホでは出来ません。
書いたことが実現したのがあまりにもうれしくて、ことあるごとに手帳にある”今年目標9マス”をいろんな方に見せびらかせています。そこで、9マスの中にある「体重▲10kg」を指さして「中島さん、これ実現したのしょうか」と聞かれます。それは目標に毎年書いていることで、お料理に添えてある”パセリ”と同じなのです。目標にはなくてはならないものなのです。果たしてこの目標が実現するのはいつでしょうか。
中島 正雄
はじめての手帳セミナーは2022年11月24日に神田で開催します。
※手帳をお持ちの方は無料です。