NHKの朝の連続テレビ小説『舞いあがれ!』の中で、大学生の息子が久しぶりに実家に帰ってきました。息子から大手のメーカーに内定をもらったと聞かされ楽しそうに食事をはじめようとしたところ、「夢」について父と息子が言い合うシーンがありました。
引用します。
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父 :大手のメーカーだな。
母 :入ったら何するの?
息子:キツイのは嫌だな。
父 :キツイのは当たり前だ、それで給料を貰っている。
けど3年の辛抱だ。
3年経ったら仕事の面白さがわかる。
息子:3年で辞めるつもりだ。
父 :なんでだ。
息子:オレ早く独立して投資家になる。
父 :投資家になって何やりたいんだ。
息子:金を稼ぐ。
父 :それだけか。
息子:当たり前だ。
働く目的なんか他にあるのか。
父 :たくさんある。
まだ世の中に無いものを作り出す。
人を笑顔にする。
お前夢はないのか。
息子:指一本動かすだけで億稼げる人間になる。
ダメか。
父 :それは夢ではない。
人というのは叶えたい夢があるから、しんどくても一生懸命働ける。
お金だけ稼いでも虚しいだけだ。
息子:それなら聞くけどオヤジは地道にコツコツ働いてどんな夢を叶えたの。
父 :(少し間があって……)これからだ。
飛行機の部品を作ってジェット機にのせる。
息子:飛行機な〜
何年かかる。
父 :まあ見とけ。
寝る。
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父の気持ち、わかります。わたしも、仕事とお金の関係は未だによくわかりません。それでも「夢」はあります。
わたしは、オヤジさんに81マスに夢を書くことをおすすめしたいです。まん中は「飛行機の部品を作ってジェット機にのせる」。夢に「いつ」の日付を入れると完璧です。夢に日付を入れると、夢に近づく道のりが具体的になります。そして、夢が叶います。(オヤジさん、息子を見返してください)
M9notesプロジェクトはオヤジさんの夢を応援します。
それにしても、また連続ドラマを見るようになってしまいました。
中島正雄