わたしは、自分以外の人の手帳を見ると、その中身を見てみたいと思ってしまいます。他人がどんなふうに手帳を使っているのかが気になってしかたがありません。友たちの部屋に行ったとき、本棚や音楽CDに目が行ってしまうのと似ているような気がします。手帳を作るようになってから、その思いが高まっています。わたしは「手帳は他人に見せるものではないと」ということに気づいていますが、それでも、見せて欲しいとお願いしてしまいます。
今年の手帳M365に、見開きで正方形の3×3の9マスを横3列・縦4行の12ケ並べて、それぞれのまん中のマスに「1月、2月……」と書いて12ヶ月分の9マスを一覧で見えるページを作りました。小塚さんと恒例になっているYouTubeでの対談のときに、「この9マスいいよ!」と言ってもらい、あぁ、良かったと小さくガッツポーズをしました。手帳の使い方を手帳の作り手が決めるのはおこがましいと、わたしは思っています。どうか自由に使っていただきたい。でも、使い方がわからないと言う方が多いです。
わたしの、12ヶ月分の9マスの使い方は、例えば、3月にやりたいことを3月の9マスに1マス1つで書きます。8月にも、11月にも。3月は「家族旅行」、11月は「PINS展」のように、去年やったことで、今年もやることを書きます。全国ツアーで行く所も決まっていないけど、想像してとりあえず書きます。やりたいことを頭の中に置いておかないで、書いて忘れて、見て思い出すようにします。そうして、12ヶの9マスを一覧で眺めます。実現した気持ちになります。不思議と書いたことへ周りから動き出します。とにかくいいです。
小塚さんもきっとこういう思いを体験したのかもしれません。
今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
今日は神戸を思い出す日ですね。1/19-20神戸で81マスで夢の山を作る教室をいたします。
中島正雄