手書きは瞑想

国誉、国の誉とかいてコクヨ。コクヨは、日本の文具トップブランドです。コクヨと言ったら『Campus(キャンパス)ノート』。そのコクヨが、「自分史上最高の「かく」と出会える」というタイトルで「書く」ことにまつわる5つのワークショップを行います。その中の一つに、「書く瞑想」とも言われる「ジャーナリング」入門編のワークショップがあります。

「瞑想」のフレーズを耳にすると、宗教を連想してしまうかもしれませんが、わたしはそう思って欲しくありません。瞑想は、人生を豊に生きるための智恵の一つです。欧米から、宗教色を感じさせない「マインドフルネス」というメソッドになって逆輸入されています。今の自分を知ることができる瞑想は、これから絶対に身につけていたいスキルです。

わたしは、9マスノート『M9notes』を作って、その良さを説明しているうちに、書くことは瞑想と同じ効果があるのではないかと思うようになりました。でも所詮、わたしが体験しただけに過ぎません。コクヨのこのイベント知ったとき、わたしは、書いて瞑想することができると確信しました。

わたしが人前で瞑想のことを話すのはいかがわしいので、セミナーを企画します。仏教の専門家のお坊さんに、現代の生活での瞑想の使い方をお聞ききする機会を作ります。どうして、今の自分を知ることが必要なのかを一緒に考える時間にしたいと考えています。必ず有意義な一日になると思います。ぜひ一緒に考えて、人生をますます豊かにいたしましょう。

今日も、「M9notes」に来てくれてありがとうございます。
コクヨさんのセミナーのことは、「万年筆を買うと紙が売れる」という妙な黄金律を発見した松本洋紙店の松本友さんに聞きました。松本さんは、着実に所蔵する万年筆が増えているといいます。紙屋さんが手書きを推すのは、ペーパレス化の警告かもしれません。

中島正雄